古バッグのリメイクその2 - 革工房かぼちゃへっず

古バッグのリメイク　その2

こんばんは、レザークラフトかぼちゃへっずです

うちの地元には伝統的なラーメンとして、スタミナラーメンてのがあります
子供の頃に家の近くにある中華屋さんでスタミナラーメンがあって、昔から唐辛子大好きマンだったかぼちゃへっずは子供ながらによく出前を頼むときはあれを食べてました
地域が違う人にとってはあまりピンとこないかと思いますが、ひき肉の甘辛あんかけにニラが入ったのを醤油ラーメンに乗っけた感じです
麻婆豆腐の豆腐ないバージョンに似てるのかな？
実は、そのスタミナラーメンが全国区ではなく、さらに発祥がうちの地元で地域密着型のラーメンだったことを最近知りました
そのスタミナラーメンなんですが、今は一番有名なのが娘娘（にゃんにゃん）っていうラーメン屋さんのもので、カップラーメンとかにもなってます
で、その娘娘の元になってるのが、漫々亭っていう小さい中華屋さんで、たまにそこに行きます
娘娘は一回移転して、また戻ってきて、しばらくしたら店長が変わったのかこの前言ったらビミョーな感じになってました
が、まだ漫々亭が残ってる！ということで今日用事があったんで、近くまで行ってお昼にいったら・・・休みでした
最近いつ行っても空いてないような・・・？
餃子運ぶのもやっとな爺さんがやってたから大丈夫なのか
また近くにいったらリベンジですな

さて、そんなまんまんだのにゃんにゃんだの、あっしが子供の頃にやってた漫画のみたいな話はおいといて、続きのやつです
前回の記事はこちら→[古バッグのリメイク　その1]

ファスナーの捨てマチ部分を縫い合わせたら、横部分と底マチがつながる部分と接着します
接着？という表現があってるのかわかりませんが
もしかしたらパイルダーオン！なのかもしれません
この部分何故か縫い目がちょっと広いんですが、これはファスナーの務歯部分をまたいでるからです
ほんとはまたがないようにしたいんですが、そうするとギリで留め具をつけないといけなくて開閉の可動範囲がちょっと狭くなるのが嫌でここはこのまままたいで縫うことにしましあ

「あ！ピントが指毛付近に合っちゃった！」の図
外装部分（強いところ）とマチ全部をぐるっと縫い付けたものをここでパイルダーオンします
その結果、なんかすごい形が複雑になってきてなんというか沖縄で食べたグルクンのから揚げとか、カサゴのから揚げみたいになっています
いわゆる頭を残してそこでくっついてる疑似三枚おろしの魚みたいな

そしておなじみの菱ギリで一個ずつブスブス刺していく地道な作業です
これになれると穴印（かぼへ造語）を打つ程度にしか菱目打ちの用途がなくなります
最悪カニコンパスとかディバイダーで長さ計って3㎜とか3.5㎜で割ってアイヨッアイヨッて印付けていけば菱目打ちすらいらなくってしまうかもしれません
菱目打ちはステッチの目を測るだけにしか使ってない気がする

そして通しマチ状態なんで、一応下の方から縫い始めていきます
何故か素材の色が違うのは表面のポケット部分は1mmで、土台部分が2mmで厚みが違うからだと思います（数回目）
というかそもそも1mm部分の素材と2mm部分の素材で個体が違うんで肌質も変わるってやつですね
そりゃそうです、元は生き物なんで同じウシって言ってもひとくくりにされてるだけで同個体じゃなければ色の入り方もシボの出方も全然違います
それが天然の素材ってもんです

■革製品に関しての特性、ご注意などは【紹介・ご注意】をお読みください。
【紹介・ご注意】

■型紙から制作しているので、1からのオーダーメイド制作も可能です。
サイズや機能面から、または予算に応じたものをご提案も可能です。
ベース価格はあくまで牛ヌメ、豚ヌメを使用した場合の基準価格ですので、素材により価格は変動します。
詳細はオーダーメイドのまとめページをご覧ください。
オーダーメイドのまとめ

■素材の詳細や在庫などは下記の【カスタマイズ項目に関して】をご覧ください。

■変更可能なカラーや素材に関しては、お気軽にお問い合わせ下さい。
また、折りや曲げに不向きな素材（ワニの背中など）では制作できないアイテムもあります。

※制作している商品にはすべて刻印が入っています。

※閲覧環境により、掲載写真と実際の色に誤差がある場合があります。