ワイルドなリザードのハンドバッグ その3
こんばんは、レザークラフトかぼちゃへっずです
雨が降ったり降らなかったりなんなのじゃ!梅雨だから仕方ないんですが、ほんとに蒸れに弱いんですよねかぼちゃへっず
暑さにも蒸れにも弱いのでばーベキューとかはもってのほかで、途中で熱中症でぐったりしてしまう事が多々あるので参加しないことが多いんですよね
過去に何度かあったんですが、帰りにもうダメっていう(笑
なんでそんな話になったかって?
友人からバーベクーのお誘いがあったんですが、熱と蒸れに弱いので無理!真冬に出直せ!
って言っておきました
さて、ワイルドなリザードのバッグのお話です
母が「お仕事にもプライベートにも使えるなんかお手頃サイズのバッグが欲しいのー!」というので、おたん+母の日ってことで作ったやつですね
前回までの記事→
ワイルドなリザードのハンドバッグ その1
ワイルドなリザードのハンドバッグ その2
ベルトってもんまでは作ったんで、あとはガッチャンコと作ったパーツを全部組み立てていけばいいんですけどね、ただ組み立てるだけじゃどうしようもないんでちゃんと順番を考えつつやらないと後で痛い目を見ます(笑
ので、
1、設計時
2、組み立て時
の2回ほどイメトレでどの順番で組み立てていくかってのを考えるタイミングがあります
それを考えられないと・・・うわああああ完成したのにここ縫ってなかったああああ!!(小銭入れのカードポケットの2段目の下のところ)
なんてことがあります
※実体験
前回出てきたでっかリザード革を出してきて、まず今回のボディの表面部分に必要な大きいパーツから取っていきます
って言っても結構ギリで取っていく場合と、余裕もって取れる場合があるんですが
基本余裕もって取れる=柄とか模様の入り方が一定な素材
ギリで狙う感じ=柄があったり模様が規則性あり
って感じなので、場合によっては柄合わせしないと変な感じになっちゃうので慎重に向きとか考えつつパーツ取ります
芯材入れてるんで、裏地は摩擦に強い(と一般的に言われている)豚革を使って貼っていきます
前回分のも混じってますが
ボディ×2枚分、横マチ2枚分、底マチ×1枚分、調節ベルト、ハンドルのパーツに分かれてます
ちなみにこれかなり大きな素材だったんですけど、元が相当巨体だったんだろうなと思われるもので
かなり大きく育つ過程でそりゃケンカだったり、他の生物に襲われたりしたんだなと思う部分がかなり顕著に見えました
っていうのも、台形のものはボディパーツなんですが上にある長方形の物は底マチに使おうとしたところ
良く見てみると、そのパーツにかなり大きな傷跡があるんですよね
1つは大きな噛み跡でしょうか?多分噛みつかれたッぽい痕が残ってます
そしてもう1つは、大きな爪痕が残ってるんですよね2-3本規則的に
なので、あくまでこれは憶測ですが
背中から脇腹にかけて、大型の猫科の肉食獣が手で抑えた時に爪が食い込み、そのままガブッと噛みついた時の痕
のようなものがはっきりと残っている
解剖学みたいな感じですが、革っていうのはあくまで生き物だったものなので、そういった名残が少なからず残っている場合があるんですね
ということで、こういうワイルドな傷っていうのは貴重な生前資料になるんですが
生きた証なので、しっかりと使っていきましょう
今回のはパーツ数としては最低限のパーツ数で組みたいという事で(素材に限りがあるため)進めていくんですが
問題は厚みとカーブと芯材の関係ですよね
余り厚いと曲げた時に外側のエキゾチクパーツがパキっと割れてしまったりする場合があるんですよね
張りが出すぎるとウインナーが焼いてる時にパツッ!と弾けるがごとく、割れます
って言ってもこのサイズの厚みだと大丈夫だとは思うんですが・・・
その辺は回避するには裏技もあるんですが、それはまた別の機会に
ってことで、ボディパーツと底マチパーツをまずは合体させて下処理として縫い穴をあけていきます
これだけ凹凸があってシボシボだと縫い穴が見えにくいですがね、あるとないじゃ全然違うんで丁寧に穴を空けてくってやつですよ
で、ボディの色が茶色系なんで糸もちょっと濃い目の茶色にして縫っていきます
そうすることでエッジ近くが締まる(うちは縫い代約2.5㎜)感じになるので、茶色を使用
一番単純な部分としては、底マチ+ボディの接続なんですが
まずそこからやっていって、完成させていくです
底鋲付けると、途端に底っぽくなりますね(笑
にしても治癒傷がワイルドだ
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