マムシの乾皮をなめしてみた

こんばんわ、レザークラフトかぼちゃへっずです。
タイトルからすると、唐突になんじゃい!?って思う感じですけど、実際にちょっとチャレンジ・・・というよりはこれはあれですね、なめした後の革が手に入らないから自分で皮→革に加工してしまえという何ともまた何をやってんだか・・・という事です。

そもそも事の発端は、もともとヘビ革が好きで色んなヘビ革で物を作ろうと思って素材を仕入れていた時です。
ダイヤモンドパイソン、ウミヘビ、ミズヘビ、カロング、コブラ、etc…その他雑ヘビなんかも含めて色んなヘビ革が世の中には存在します。
で、家のストックも丸めてあるヘビ(1本単位の)が30数本あったりするので結構なバリエーションでヘビ革が使えるんですがふと思ったのが

あれ?なんで日本にいるのに海外のヘビばっかり売ってるんだろう?

と疑問に思った事がありました。
というのも、ワニなんかは日本にいない生き物なので全ての革を輸入で賄ってるのはわかりますが、ヘビって日本にもそこそこの種類のヘビがいるはずなのになぜ日本のヘビ革ってないんだろう?と。
日本で有名なヘビっていえば、ヤマカガシ、ヒバカリ、青大将、シマヘビ、その他ですが確かに海外のダイヤモンドパイソン何かと比べるとそりゃ地味ですよね、柄とかも。
問題なのは大きさかと、そんなに大きいヘビでもないので(大蛇じゃないので)たとえ革になってもそんなに大きなものが作れないっていう事もあるのか、流通してないんですよね・・・

一応ハブの革は存在してて、沖縄なんかのお土産ではハブ革のお守りなんてものもあるみたいです。
が、革屋さんや問屋さんでもハブの革なんて流通してないために見かけません。

で、そうか、毒蛇だ!
と思って調べたのが本州で一番嫌われてる上に危険度の高いとされてるヘビがいるじゃないですか?
ほら、マムシですよ、マムシ。
マムシってクサリヘビ属なんで、柄もしっかり入っている上に食用や薬用?で消費されてるから皮とか余るんじゃないのか?なんて思って色々調べた結果、
まったくと言っていいほど流通してませんでした(笑

そもそもマムシ自体が小型のヘビってこともあってそんなに大きくないんですよね、ハブより小さいので使える部分が無いのかな・・・?なんて思ってましたが
根気よく調べた結果、原皮(乾皮)は手に入るっぽい感じだったので(結構高いけど)一度物は試し、どんな感じか購入してみる事に。

マムシ乾皮
家に届いた時はこんな感じで、めっちゃくさいです。
ホントに、封を空けた瞬間「うわ!マムシくさい!」って言ったほどです。
あぁ、沖縄でハブ酒の原酒を飲んで体にハブ臭さが一瞬にして回ったあの感覚に似てます。
これは皮の乾燥させたものなので、バリッパリで硬くて折り曲げようものならパリっと割れてしまいます。
なーんも加工されてないので、使えません。

液漬け
という事で、なめし方法を調べる事2週間、色々調べた結果、ミョウバンがどうのとか書いてあったけどパリっと割れてたハギレの部分を使って実験してみて、失敗に終わりましたorz
だがしかし!数日後に別の方法を発見。
若干の塩水でふやかして水戻しした皮を特殊な薬品という訳ではないけど、調合したなめし液に2日ほど漬けます。
最終日の前日くらいに、ちょこっと油を溶かし込んでみました。
ジップロックにしようかと思ったけど、容量考えたら丸めて入れるので瓶が一番効率的なので瓶に入れました。

乾燥
3日後、そろそろいいかなーってところで一回なめし液から取り出して水でじゃぶじゃぶ洗って、水気が残ってるうちに板張りして乾燥させます。
縮んだらちょっとショックなので、画鋲で細かく留めてピンと張った状態で日の当らない場所とかにおいて乾燥させます。

仕上げ
2-3日乾燥させて、手で触っても何も付かない状態になったら、一度板から外して触ってみます。
あれだけバリバリだった皮がこんなにしなやかに!しかも少し艶まで出て柔らかくなっている・・・
これはもしや成功か!?

こんなに柔らかく!
ってことで試しにギュッと丸めてみました。
乾燥してるのに、この柔らかさであればもうきっと問題無い感じでしょう。
ってことで、広げて最終的な加工をします。

完成
表面を軽く拭いたら、コーティング剤塗ったり艶出し加工したり、色々と仕上げをします。
丸めてもくるくる巻いても全然問題ない感じに仕上がりました。

思えば結構な工程と、なめし液作るのに結構な金額がかかった事を考えると一般的に流通してる素材の値段なんかでは到底出回らないんだなーと実感しました。
しかも小さいし!ハブより全然小さいし!
言ったら全長で50センチ無い上に、一番太い部分で幅4.5センチくらいしかないし。
それを考えたら割に合わないのもうなずけます。

小物とかしか作れないけど、小物にしたらちょっとシブくていいかもしれませんね。
ヘビ革なのでお守りみたいなものですし。

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カテゴリー:コラム

2014/03/16

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