ペアのミニトランク名刺入れ その3
こんばんは、レザークラフトかぼちゃへっずです
最近ふと思うんですけど、昔は我が埼玉になんかいるはずもなく図鑑でしか見たことがなかった遠い南国のセミこと、クマゼミが平然とその辺で鳴いてたり、2011年の時点で仙台での目撃例があるっていうくらい北上をしてるわけじゃないですか
当時は図鑑を見て、〇〇mmって書いてあって
そんなに大きくて黒いセミが!なんて驚いて、上野の国立科学博物館で標本をみて
でけー!なんてはしゃいでたあの頃
それから20数年が経ち、今ではその辺にいる
そして何よりめちゃくちゃボリュームが大きくて非常にうるせぇ
確かに図鑑にもうるせぇって書いてあったけども
昔はいなかったのに今はいるっていうのは国内外来種になるはずだけど、人為的な移入というよりは空を飛んでるものとか海を泳ぐものって多分環境とか気温の変化に伴って自然流入してるんですよね
それって外来種扱いで駆除とかするのかなーと
例えば海が温暖化して海外から本来日本の海域にいない生き物が現れて生態系を荒らしたとしても環境が変わって住めるようになっちゃったから移動してきただけで
それを駆除するってのも人間の勝手なエゴだしな
どうなるんだろな
なんて思ったです
さて、そんな近未来千葉や茨城の海にオーストラリアからクロコダイルが泳いでくるんじゃないかっていう話はおいといて
前回までの記事→
[ペアのミニトランク名刺入れ その1]
[ペアのミニトランク名刺入れ その2]
オーダーメイド用のスペックはこちら→[ミニトランクケース型小物入れ ver.2]
型をつけるのにしっかりとクリップちゃんに活躍してもらったところで、ちゃんと重ねておかないと口の空いた方向に向かって収縮していっちゃうので、しっかりと閉じて癖をつけておきます
いやーここでクリップ多用するじゃないですか、ってんで実はここで床革が超役に立つんですよね
床革ってのは革の裏面の組織部のとこで、本来3mmとか5mmとかある厚みの革を表面の1mmだけ漉いて使うので表皮がなくなったけど繊維組織は革だよっていう扱いがちょっと人によって難しいです
偽物だ!ってキレる人もいるけど革は革で、合皮と違ってちゃんと革です
ただ、表面がない革なんで、崩れやすいです
が、最近は床革を使って表面にフィルムを貼ったり樹脂で磨いたりした商品が結構出てますね
ベルトやら靴やら財布やら
耐久度は合皮に比べたらもちろん強いですが、本革(表皮)と違ってやはりハリが違いますね
って床革はそんな感じです
うちはクリップの噛ませとか、実物大のサンプルモデル組むのに重宝します
お次は縫い穴ってのをあけていかないといけないんですけどね
乾燥時間、型としてしっかりと角出しする時間なんかをちゃんととらないと形が綺麗に出なかったりするのでそこは手を抜けませんですよな
ってどこが抜けるといわれると全部抜けないんですが
そしてうまい事形が付いたら今度は穴をプスプス
菱目が通用しない場所なんで、目印だけつけて菱ギリで一個ずつプスプス地道な作業です
そしたら今度は穴をあけたところ通りに縫っていくんですけどね、これがまたちょっと大変で
ver.2はベルト部が可動式ではないため縫い込んでいくんですがうっかりちょっとずれたりすると目もあてられないので慎重に
基本的にはガイドがありきでやってるので大幅にずれる事はないんですが、念のためしっかりやっておかないと後で
はぅぁ!?ってなってしまいます
上蓋部分のこのボタンのところがとても縫いにくい&穴空けにくいんですが、その分これがあると超便利なので欠かせません
※タロットケース版は大アルカナと小アルカナを分けて持ち歩く人がそんなにいないのでオプションでの追加になります
あとは細かいパーツ類なんかをしっかりと用意しておかないといけませんな
このアイテムは結構細かいパーツが多いので、先に全部準備しておかないと
あれ?素材が足りない!なんてことにもなりかねないんでしっかりパーツを確保!です
■革製品に関しての特性、ご注意などは【紹介・ご注意】をお読みください。
【紹介・ご注意】
■型紙から制作しているので、1からのオーダーメイド制作も可能です。
サイズや機能面から、または予算に応じたものをご提案も可能です。
ベース価格はあくまで牛ヌメ、豚ヌメを使用した場合の基準価格ですので、素材により価格は変動します。
詳細はオーダーメイドのまとめページをご覧ください。
オーダーメイドのまとめ
■素材の詳細や在庫などは下記の【カスタマイズ項目に関して】をご覧ください。
■変更可能なカラーや素材に関しては、お気軽にお問い合わせ下さい。
また、折りや曲げに不向きな素材(ワニの背中など)では制作できないアイテムもあります。
※制作している商品にはすべて刻印が入っています。
※閲覧環境により、掲載写真と実際の色に誤差がある場合があります。
かぼちゃへっずWebショップ
在庫があるものなどを販売しています。
購入できるサイトの中では再安価で購入できます。
https://shop.kabocha-heads.com/
オーダーメイド・カスタム制作
1からのオーダーメイド制作や、ハンドメイドマーケットなどに出品中の既存アイテムのカスタム制作が可能です。
下記ページにまとめてありますので、お気軽にご相談下さい。
イベント出展情報
たまにイベントにも出展しています。
イベント出展スケジュールは下記をご参照下さい。
お問い合わせに関して
使える色や素材・質問などはお気軽にお問い合わせください。
ヘビ、ワニ、オーストリッチを始めエキゾチックレザーなども多くあります。
各種アカウント
Facebookページ
https://www.facebook.com/kabochaheads/
Twitter
https://twitter.com/kabocha_heads
instagram
kabocha_heads

