風神雷神カービングのミドルウォレット
こんばんわ、革工房かぼちゃへっずです。
この風神雷神カービングのミドルウォレットは、過去にいくつか作ったカービングで次は何にしようかなーって探してた時にどうしても模様というよりは「絵」を彫りたい!と思って好きなもの好きなもの・・・と悩んでいたらふとどこかの屏風絵で見た風神雷神が頭に浮かんだ事でいざ彫ってみようと思って作ったものです。
さらに、中途半端なサイズのミドルウォレットを作る気になったのが、たまたま入ったお店で売ってた財布がちょっと手にフィットして使いやすかったのでそのサイズを作ろうと思ったんですがそれだけでは型紙なんて起こせないのでそこに売ってた他の同じサイズの財布をいくつか手にとって実際にお札入れる部分がどうなってるかを見て、自分の使いたいように形と場所をアレンジして型紙を起こしました。
結果、今でも使ってるサイズがこのサイズで非常に使いやすい(手が小さいので)モノとなってます。
後は自分用で作ってるため変な実験も盛り込んでちょっと使い古した感を出すような感じしてます。
中身は至ってシンプルで、カードポケットが数個と小銭入れがついてるだけです。
とはいってもカードポケットこれだけじゃ足りないのでこの裏にもポケットは付いてます。
ちなみにこれが札入れ部分。
売ってた財布はここの可動範囲が非常に狭く、札の出し入れがとても大変だったので型紙を作る際に思いっきりガバーっと空けられるように工夫しました。
その結果、ちょっと開きすぎじゃないの?ってくらい開いてすごく使いやすい事に(笑
あとはカードポケット側の土台に定期入れを隠しで付けました。
こっちは小銭入れです。
市販の奴はファスナー式のものだったんですが、個人的にはこちらの方が使いやすいのでポケット式の小銭入れに変更しました。
かなりマチを広く取ってあり、90度近く開く仕様になってるんでゆったりとても使いやすいです。
財布ってホントに妥協できない部分ってあるじゃないですか、そういう部分を全部詰め込んだ結果こういう形になりました。
で、実験的にやった事っていうのが
実は作ったあと特にレザーコートなども塗らずに一カ月間使い倒して折りジワや色々な部分を少しダメージになるようにしておいたんです。
そろそろかな・・・と頃合いを見計らって一度全部分解し、糸をほどきます。
それから表面の部分だけを古びた色になるように染色して、再度パーツを組み立てて今の形になりました。
個人的にはフラップに金属入れずに差し込み式にしたところが気に入ってますが
前回の鯉カービングのハーフウォレットに比べて、格段に細かい部分の作業が増えて(雷神のまつ毛とか)結構大変でしたが、今後のステップアップを考えたらいい経験になりました。
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2016/02/17 09:37
[…] 中身は「風神雷神カービングのミドルウォレット」とまったく同じで、外装のカービングとフラップ部分だけ違います 今回は何となくコンチョ付きです […]