ヌメとダイヤモンドパイソンのロングウォレット
レザークラフトを始めて・・・というか、これをきっかけにレザークラフトを始めたという記念すべき第一作目のアイテムがこれです。
今見ると、いろんなところで修正したい部分が沢山ありますが、これが無ければ今が無いんだなと思うと当時の失敗やおかしい部分は修正しないでいつでも振り返れるようにおいておくのがいいのかもしれません。
素材は普通の栃木レザーのヌメ革と、ヘビのみです。
どれも浅草橋の革屋さんで色々見ているときに安く出てたものを集めてとりあえず形になるものを作ってみた感じになります。
使った革としてはもちろん半裁を買うっていう発想すらなかったので、このときはハギレの20cm×20cm程度のものを中心に、今思うとかなりうろこの大きなパイソンを買って来て家でドカドカ穴をあけて作ってました。
広げてみるとこんな感じ
どっかで見た、インレイしてあるのがいい感じだったのでちょっとやってみよう!と一から型紙を作って(一番最初の型紙はかなり頭をひねってました)、とりあえず切り出したものを貼り合わせて縫って・・・の繰り返し。
このときに結構今後重要なキーになってる事前に処理をするっていうところを学びます。
要するに何かっていうと、貼り合わせたり縫い合わせてからは後戻りが出来ないので先に処理をしておく、先に縫い合わせておくべき個所なんてのが少しずつ分かってきます。
ぶっちゃけレザークラフトの事なんて何も知らない時に作ったので正直、縫い目はバラバラ、コバは不揃いでさらに中を開けばボンドやトコノールのはみ出し染みなんかがあって今じゃあまり見れたものではありません。
が、やはりそこは一番最初に作ったもので愛着があるんですよね不思議と。
これ、中です。
練習も兼ねて為、中のパーツは糸が黒です。
カードポケットに至っては・・・中が黒で外周が白糸、さらには糸の留め方もスムーズな縫い終わりがまだわからなかったために留め終わりの部分がゴワゴワしてます。
裏張りなんてのも知らなかったので、お札入れに直で糸がむき出しになったりと結構アレな感じです。
さらには、同じ革を使ってるはずなのに作業の要所要所でいろいろと汚れたんでしょう、フラップの色も本体と違いますし、小銭入れの部分をなぜか1mm革で作ってヘニャヘニャになってますし(笑
そういった事からこれを作品とするのは・・・という気もしますが、これはこれ
やはり通って来た道でもあるし、一番最初に作ったものとしてはずせませんよね。
因みに中はちゃんと財布してて、使おうと思えば全然使えるものができたのは自分の中で大きな自信につながりました。
むしろこれがちゃんと形として出来上がったからこそ、今もレザークラフトを続けられてるんじゃないでしょうか。
作品データ
作品番号 : LW-001
使用した革の種類 : ヌメ(1.0mm,1.5mm,2.0mm)、ダイヤモンドパイソン(背)
1からのオーダーメイド制作や、ハンドメイドマーケットなどに出品中の既存アイテムのカスタム制作が可能です。
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