【素材紹介】ティラピア/魚革
ティラピア/魚革はレザークラフトで使う素材です
レザークラフト素材の1つに、ティラピアという素材があります
まぁ、いわゆる現代じゃだいたいの素材は人が食べたあまりってことで一部を除き(駆除)基本的には食材になっているものです
逆に言えば、革として存在している素材のほとんどがどっかの国や地域で食べられているということです
このティラピアも例外ではなく、大振りな白身魚として東南アジアあたりでは重宝されているかなーり一般的な魚です
が、魚大好き我々日本人なら分かる通り、基本的には魚は皮も食べちゃうし、むしろ皮と身の間のところが一番うまいじゃないかって思いますよね
ただ、淡水魚ってのもあり皮は食べないんじゃないかと思うんで、革として素材があるんだと思います
素材としては魚=弱そうと思うのが最初のインパクトですが実際は魚の革は繊維がすごい密に絡まってるため、引っ張りや引き裂きにはすごい強い感じでどんだけ思いっきり引っ張ってもビリっとならないですね
なのでそこらへんの革(いわゆる豚や牛)と比べると実はしっかり強度があって強い素材で有ることは間違いないです
ティラピア/魚革の種類
ティラピアの種類はいくつかあります
といっても食用での話で、今は東南アジア近辺で養殖されてる奴らが多いですがもともとの名前を見るとナイルだったりモザンビークだったりとアフリカ方面にいる魚っぽいです
よく淡水にいるタイって言われることがありますけど、タイっていうか・・・スズキですよね
革としての種類は上にある画像みたいな鱗留めをしてるエナメル系のものと、鱗留めなしのマット系と大きく分けて2タイプ見たことがあります
実際食べてみたい人は外来種が繁栄してる淡水域なんかでも捕獲できるみたいですし、アメ横行けばフィレが売ってます
後もっと気になるって人は・・・
どこかのお店とかでイズミダイっていう名前のお魚が出てきたらそいつがティラピアです
特に大きいものではないので、あまり大きなものを作ることは向いてないですが小物には最適かなと思います
ただ、マットタイプものもはそこそこの大きさがあるものもあるようで、財布が作れたりするサイズなんかも存在します
大きさ的にはバスにも近いんじゃないかなと思います→[【素材紹介】バス]
ぶっちゃけ革としてなめされたものだと判別のしようがあまりないため、魚革といっても種類がいくつかある中のどれかでまとめて輸入されちゃってる可能性もあるからわかりませんよね
なのでティラピアとして売ってますが、バスの可能性もあるし、バスとして売ってますが鯉の可能性もあるし、鯉って書いてあってティラピアの可能性もあります
ちなみに、ティラピアの皮はやけどなどに効果があるということでそっち方面での利用も多くなっているらしく、そうなると皮革製品よりも医療・美容の方に素材を取られてしまうのでこれから値段も高騰しちゃうんじゃないかって思いますよね
結局大きな傷があろうがなんだろうが成分として使用するんで、サメも同様の運命をたどってますしね
ティラピア/魚革の使い方
ティラピアの使い方としては主に革小物になります
とはいってもあまり使う頻度が高いものではないですが、印鑑ケースやペンケース、ミニチュア雑貨などが多いかと思いますね
同じ魚の革であるサメやエイなどとは性質が違い、ホントの魚らしい魚の革のため見た目も鱗を取った跡がはっきりわかります
そのため好みは完全に真っ二つになりますが独特の質感と、見かけによらない強度が人気でもあります
個人的には財布あたりが作れるのが一番いいかなーとは思うんですが、よく出回るアイテムとしてはあまり大きなものは見かけませんね
あったとしてもちょっとお値段が・・・
レザークラフトにオススメの商品
レザークラフトを始めるにあたって色々と書いてある本やお得なセットなどが販売されています(amazonリンク)
使わない道具なども入っていますが総合的にはかなりお得です。
■革製品に関しての特性、ご注意などは【紹介・ご注意】をお読みください。
【紹介・ご注意】
■型紙から制作しているので、1からのオーダーメイド制作も可能です。
サイズや機能面から、または予算に応じたものをご提案も可能です。
ベース価格はあくまで牛ヌメ、豚ヌメを使用した場合の基準価格ですので、素材により価格は変動します。
詳細はオーダーメイドのまとめページをご覧ください。
オーダーメイドのまとめ
■素材の詳細や在庫などは下記の【カスタマイズ項目に関して】をご覧ください。
■変更可能なカラーや素材に関しては、お気軽にお問い合わせ下さい。
また、折りや曲げに不向きな素材(ワニの背中など)では制作できないアイテムもあります。
※制作している商品にはすべて刻印が入っています。
※閲覧環境により、掲載写真と実際の色に誤差がある場合があります。
かぼちゃへっずWebショップ
在庫があるものなどを販売しています。
購入できるサイトの中では再安価で購入できます。
https://shop.kabocha-heads.com/
オーダーメイド・カスタム制作
1からのオーダーメイド制作や、ハンドメイドマーケットなどに出品中の既存アイテムのカスタム制作が可能です。
下記ページにまとめてありますので、お気軽にご相談下さい。
イベント出展情報
たまにイベントにも出展しています。
イベント出展スケジュールは下記をご参照下さい。
お問い合わせに関して
使える色や素材・質問などはお気軽にお問い合わせください。
ヘビ、ワニ、オーストリッチを始めエキゾチックレザーなども多くあります。
各種アカウント
Facebookページ
https://www.facebook.com/kabochaheads/
Twitter
https://twitter.com/kabocha_heads
instagram
kabocha_heads
カテゴリー:素材紹介