クロコダイルのハンドバッグ修理 その2
こんばんわ、レザークラフトかぼちゃへっずです
梅雨・・・?
雨あんま降ってない気がするけど、時期的に梅雨って言ってるんだからきっと梅雨なんでしょうね
いわゆる梅雨入りおじさんが「ツユ!」ってつぶやいたらしいから間違いはないんでしょうけどね
子供の頃の梅雨って言うと、毎日やまない雨がザーっと降ってて結構肌寒い感じでしたけど今はなんか傘が意味ないような軽くてミスト状の雨が降ってて風巻き込んで傘さしてるのに顔までしっかり濡れるような雨が多くてなんか困りますね
さてさて、続・バッグの修理のお話です
分解してみたらアルバムの台紙が出てきたぞ!っていうあれです
確かに厚紙だし、粘着シートではっつくから便利といえば便利ですけどね
前回のお話→[クロコダイルのハンドバッグ修理 その1/a>]
中身分解して、背骨みたいな中心部を本体のふた部分から切除して、内装と外装をバラして引っこ抜きました
これ見ると相当表皮剥がれてボロボロになってんですよね
この状態で使ってたら確かにカバンの中身いつの間にか真っ黒になっちゃうのも納得です
一応形把握するのに全パーツごとにバラして・・・と思ったけどちょっと触るだけでこんなに粉出るんかーい!
ってくらいでました
合皮だから繊維生地の上にフィルム?塗装?してるんだと思うんですけど、やっぱり劣化すると結構悲惨な感じになっちゃうんですよね
革でも塗装してあるやつはなったりとか、可塑剤の関係でベトって癒着したりもありますけど、繊維が荒い生地の合皮だとハゲハゲになって来ちゃうんですね
ということでバラしたパーツをもとに紙に写してから細かい部分の歪みとかを修正して型紙を取ります
もとがビロビロになっちゃってたんで結構これの修正が大変なんですが、なるべく原型に近い形で作らないといけないので大変なところもあります
特にマチのところはサイズピッタリにしないと最後に縫い合わせた時だるんだるんになっちゃう(笑
それ以外の部分は大きく影響が出ないから全く同じにしなくてもサイズに合えば問題なし
ということで、前の形と同様内側にファスナー式ポケットが付いた形で今回は適度な薄さ(0.6mmくらい)の豚革を使って内袋部分を作っていきましょう
シープとかヤギとかも袋物用は何本か買ってあるんですが艶があったりちょっと厚みがあったりで内装にはあんまり向かないから豚が一番しっくり来ますね
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カテゴリー:修理・修正