色・素材などを決める

レザークラフト講座 STEP1-2 「色・素材などを決める」

レザークラフトを始めるにあたって、前回「レザークラフトで作るものを決める」では何を作るかを考えるということでしたが、今回はそこからさらに少しステップアップしてみます。
まず、作るものがある程度決まったらそれにあった素材や色、形などを考えていきます。

どんなものがいいか?
作りたいものが決まったら大まかに図を書いてみます。
前回の最後に掲載してある簡単なものでいいので軽くイメージしたものを図に書きます。

たとえば財布なら・・・
・開いたときの大きさはどの程度にするか
・小銭入れの位置は右と左どちらにするか
・小銭入れの形はどういう風にするか
・小銭入れの向きはどうするか
・カードポケットは何枚くらい必要か
・隠しポケットはどこに配置するか
・札入れに仕切りは入れるのか
などなど、考え出したらキリが無いのですが、この辺を全部洗いだして少し現実味のある数字を入れた図を作ってみます。

設計図を描く

これはタバコケースを作った時の設計図ですが、こんな感じに寸法を入れていきます。
実際にはレザークラフトで重要なポイントとして、革自体に様々な厚みが存在するので、革の厚みや折りたたんだ時の歪みとある程度は計算しないといけないんですが、慣れないと計算しても難しいのでまずはこの数値をおおよその目安として暫定で入れておきます。

何の革を使うか
レザークラフトをやる際に作るアイテムの大まかな形とサイズなどが決まってきたら今度はどの革を使うかが問題になってきます。
もちろん、何の革を使うかってのを先行させてから作るものを決めるのもありです。
ヌメとクロコダイルのハーフウォレットなんかは、先にワニ革を手に入れたのでそのワニ革のサイズで作れるものを・・・と考えてハーフウォレットにしました。

何の革を使うか、もちろん革には適材適所っつーのがありますから、適さないものを作る場合はイバラの道です。
適してないのでそもそも挑戦すること自体はよくわかりません。
が、レザークラフトってのは自由な発想でモノを作っていいので、決して作っていけないわけではありません
もちろん、あれは作り方が違うとか、あんなもの作ってとか言う人もいるとはおもいますが資格があって認可されているものではないので何を作ろうがどんな作り方をしようが基本的には自由です。
が、前述しましたが「適さない」ものも確実にあるので作りたい場合は何が何でも乗り越えて作る事が重要です。

例えば、財布といえばハリとかコシがあって使っているうちに手の脂とか汗とか日光とかでタンニンが変色して焼けてくるヌメが向いてると思うんですよ。
逆にクロムなめしのふにゃっとした革や、エナメル合皮みたいので作ろうとしても結構ふにゃふにゃになってしまい作りにくいです。
ただ一歩外に出てみると、電車の中や街の中、いろんな人が使っている財布を見ていると明らかに適さない材質で作ってある財布を持っている人だって沢山いますし。
敢えて適さないもので作ってやるぞ!ってのも時には大事だと思います。

あ、あとは適す適さないというより金に糸目をつけないのであれば出来るものもあるよ
ってのも多々あるのがレザークラフトの世界です。

例えば・・・ちょっと難しいだろ!って思うものをあげると

・縁起がいいって聞いたからカエルの革でバッグ作りたい
→カエル革は小さいのでバッグ作るには数十頭の革が必要になって予算がすごいことになります

・ミノムシの革で鞄作ったらすごそう
→ミノムシの革なんて激レアなうえに2cm×2cmくらいをツギハギしてるのでカバン作ったら何百枚も必要になって予算が(略

・クロコダイルの背板で出来たロングコートが欲しい
→人間の背中から足までを全部覆うくらい背板の発達したワニだとおそらく革として加工出来ないほど硬いです。作れたとしたら後ろから撃たれても死なない防御力を誇るコートになりますが予算は数百万とかになりそうです。

そんな感じです。
クロコのコートに関しては防御力を重視するのであればある意味最適だとは思うですが、3m級のワニ(食用だとしても)の背板を加工できるものなのか・・・
あるなら欲しいですけどねそれ。

あとは帽子を作るならなるべく柔らかい素材で羊とかヤギとかその辺を選ぶといいし、ファッションバッグなら豚とかヤギとかでいいし、ビジネスバッグなら牛でいいし・・・など色々あります。
革が売ってる場所で店員に聞いてもいいし、ネットでいろんなことわかる時代ですから、色々探してみるといいかと思います。

色はどうするか
ここにきて出てくるのが実は色の問題です。
漠然とパスケース作る、財布作るなどで決めた場合色が決まってないのが結構難点でもあるのです。

基本外で売っているものをみると多いのが、黒、生成り、茶色、緑あたりです。
どういった革を買うかにもよりますが、うちで使ってる栃木レザーなんかはタンニンなめしなので最初は生成りっぽい色になってますがだんだん茶色くなって汗の鉄分と反応したりなんだりで赤褐色のくらい色になってきます。
となると、方法としては二つあります。

1、最初から染色されている革を選ぶ
これに関しては比較的楽ですでに色が付いているものを選びます。
非常に楽でなんにも手をかけずヘラヘラしてるだけで色の付いた革が手にはいっちゃうよー(やったねー)
ってバカヤロウ!半裁まるまる染めてあるの何てまず見たことないので、ハギレ程度だったりちいさかったりします。
その上、厚さもこちらで把握できないため条件に合った革を見つけるには相当な努力と愛情と足しげくお店に通うフットワークの軽さを身につける必要があります。

2、二つ目は染められる色の革を購入してきて自分で染める
ヌメなんかの革だったら、スピランやバチックのような染料が出てるのでそれで染める事は可能です。
1のように限られた色しかなく、限られた厚さ、限られた大きさしかないと条件に合うことはまれです。
であれば必要な厚さや大きさにすでに切られている革がそこにあるならババババババッと染めてしまえばいいだけの話です。
あ、でも1つ注意しなければいけないのは売ってる革は浸してるっぽいので芯まで染まってますが自分で染める場合は表面(銀面)だけなので裏面(床面)は普通の革の色です。

ってことで、うちはずっと2の手法を取っているのですが
比較的簡単にチョチョっと染められるので高い技術力が必要なわけでもなし、ゲームの世界で言ったら冒険に出たての経験値と装備で軽々倒せるあの城の周辺にいる青い奴の赤い版程度だと思っても問題ないです。

次の回はレザークラフトを進めるにあたって必要な道具などの説明をします。

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カテゴリー:レザークラフト虎の巻

2013/09/15

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