【素材紹介】オーストレッグ/ダチョウ
オーストレッグ/ダチョウはレザークラフトで使う素材です
今回はオーストレッグっていう謎の響きの素材に関してです
エキゾチックレザーと言うとどうしてもパイソンだとか、クロコダイルを始めとする大型爬虫類のイメージが強いですが、実際の所爬虫類だけがエキゾチックというわけでもありません
というのも、年配の方とかにはオーストリッチ(ダチョウ)なんかが人気だったりするため、一般的にはダチョウも爬虫類革と思われている事も多いです
もちろんビジュアル的なものもあるかと思いますが、クィルマーク(鳥肌の部分)を避けて使うと何の革だかよくわかりませんしね(笑
個人的にはクィルマークが規則的に揃ってる部分(高い)よりも、クィルマークと何もない部分が混在してグラデーションしてたりする部分が結構好きだったりします
ダチョウの中でもちょっと特殊な部位なのが、このオーストレッグです
要するにオーストリッチ(ダチョウ)のレッグ(足)ってことなんで、ダチョウの足なんでしょうね
オーストリッチはこちら → [【素材紹介】オーストリッチ]
足って何だよって思うんですが、いわゆるスネみたいになってる所から指、爪までを呼ぶもので、中には爪付きのゴージャスなものまで売ってます
が、使い道が思いつかないのであっしは爪なしバージョンしか使ってません
たまーに都内とかでダチョウの爪をそのままボタンのところに使ったスマホケースだったり財布ホルダーとか持ってる人もいますが、すれ違う人がみんなギョッとした顔して見てたりします
確かにあんなでっかい爪があったら何事かと思いますしね(笑
パッと見何の革かわからないですよねこれ
何かの爬虫類かな?なんて思う人も多いと思いますが、詳しい人ならもっとにてるものがあると思いますよね、この革
中心にあるでかい鱗はヘビ革の腹鱗板を連想させる様な配列になってるし、それ以外のところはトカゲなどの肌質にちょっと近いかなって思います
が、それではなくてもっとほんとに似てるものを見たことがあるんですよ・・・どこかで(笑
オーストレッグの真ん中じゃないところの普通の革の肌質
これ、前にノースダコタ州で発見された恐竜の皮膚の化石があったんですが、それにそっくりですよね
ということはやっぱり鳥類ってのは爬虫類にほど近い生き物で、恐竜から別れた1つの進化系ってのも納得出来ますね
なので実際はどの爬虫類よりも何故かダチョウとか大型の鳥類の足の質感に似てる恐竜という謎
オーストレッグ/ダチョウの種類
オーストレッグはオーストレッグなので、特に種類とかはありません
ダチョウのスネ?足?の部分てことだけ明確ですが、強いて言うならマットタイプとシャイニータイプ(グレージングタイプ)がある程度ですかね
マットだとしっとりした感じで、落ち着いたイメージになりますがシャイニーだと光沢がある分ちょっとだけハジケてますね
ちなみに、見出し画像のはマットタイプなので光沢がないしっとりした柔らかい革ですが
これは光沢ありの少しパリっとしているグレージングタイプです
色は別として、どっちが好きかは好みにはよりますね
ただ、グレージングしてあるものはある程度のハリが出るので、表面に使うには使いやすいかもしれません
マットの方はくたくたの柔らかい革なので、どちらかと言うと単体で使うのは難しく裏地を何か付ける必要がありそうです
オーストレッグ/ダチョウの使い方
オーストレッグはダチョウとは言え、ダチョウっぽくなさがウリでもあります
クィルマークは付いていないので、あの独特の鳥肌がイヤっていう人にはちょうどいいかもしれません
オーストリッチであれば、まさに毛布のような大きいものがあるんですが、オーストレッグはそんなに大きくないため幅も15センチあるかないか程度が売られているサイズです
ということは、頑張っても1枚で長い財布作ることが出来ない程度の大きさなんですよ
なので使いみちは小物ですよね、ギリギリミドルさいずの財布が取れればいいですが、鱗をうまく使ってハーフウォレットあたりにしたら見ごたえもあってかっこいいと思います
あとは名刺入れとかタバコケースとかそういう小物に向いてますね
オーストレッグの入手方法
オーストレッグはエキゾチックレザーの中でもそこまで有名なものではありません
オーストリッチに比べたら流通数は少ないと思うので、売ってる所は限られてるかもしれませんが、時折見かける事があります
大きさはそこまで大きくないので、小物を作っている人は一度使ってみると新しい構想が浮かんでくるかもしれません
レザークラフトにオススメの商品
レザークラフトを始めるにあたって色々と書いてある本やお得なセットなどが販売されています(amazonリンク)
使わない道具なども入っていますが総合的にはかなりお得です。
■革製品に関しての特性、ご注意などは【紹介・ご注意】をお読みください。
【紹介・ご注意】
■型紙から制作しているので、1からのオーダーメイド制作も可能です。
サイズや機能面から、または予算に応じたものをご提案も可能です。
ベース価格はあくまで牛ヌメ、豚ヌメを使用した場合の基準価格ですので、素材により価格は変動します。
詳細はオーダーメイドのまとめページをご覧ください。
オーダーメイドのまとめ
■素材の詳細や在庫などは下記の【カスタマイズ項目に関して】をご覧ください。
■変更可能なカラーや素材に関しては、お気軽にお問い合わせ下さい。
また、折りや曲げに不向きな素材(ワニの背中など)では制作できないアイテムもあります。
※制作している商品にはすべて刻印が入っています。
※閲覧環境により、掲載写真と実際の色に誤差がある場合があります。
かぼちゃへっずWebショップ
在庫があるものなどを販売しています。
購入できるサイトの中では再安価で購入できます。
https://shop.kabocha-heads.com/
オーダーメイド・カスタム制作
1からのオーダーメイド制作や、ハンドメイドマーケットなどに出品中の既存アイテムのカスタム制作が可能です。
下記ページにまとめてありますので、お気軽にご相談下さい。
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イベント出展スケジュールは下記をご参照下さい。
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