【素材紹介】フロッグ/オオヒキガエル
フロッグ(カエル)はレザークラフトで使う素材です。
フロッグはその名の通りカエルの革です。
まぁみたまんま勘のいい人なら”何の開き”か画像で判断できるんじゃないかな、と思います。
だってほら、どう見ても1匹丸ごとなので・・・
カエルとしか書いてなかったり、ブルフロッグとか、フロッグとか言う名前で売られてますが・・・果たしてどうなのでしょうか。
ヘビとともに嫌われもののカエルですが、皮肉なことにヘビもカエルも縁起のいいラッキーアニマルです。
カエルはその言葉の響きで、「帰る、還る、返る」と色々な意味の言葉にあてられます。
その結果、外に出たお金が返るや、出張など遠征から無事に帰るなどとても縁起が良い生き物なんです。
日本ではその言葉の響き以外にも、コミカルな見た目で昔から愛されキャラとして鳥獣戯画なんかにも描かれてます。
特にガマ口というくらいですから、ガマガエルを使った小銭入れ、財布などは金運アップには最適ですね。
きらーいと言う人は多いですが、それだけのラッキーアイテムなら、是非小銭入れやお財布や印鑑入れに使わない手はないですよね!
フロッグの種類
一応ですが、この革ブルフロッグとして売られてます。
が、実際ほんとにそうなの?って思うところは沢山あるんですけどね。
ブルフロッグってウシガエルの事なんですけど、見た目にも全然違いますしもっと何か肌質がゴツゴツしてますよね。
もしウシガエルだったとしたら、目の後ろの方に大きい鼓膜のようなものもあるし、耳のところのコブはなかなかありません。
あとは明確にウシガエルはお腹にもやもやしたホルスタインみたいな模様があるんですよ。
鳴き声が牛っぽいからっていうけどお腹の模様も牛です。
となると、これはウシガエルじゃなくて日本で言うガマガエル、いわゆるヒキガエルの類ですね。
流通名なんて正直適当なんで、カエルの一言でいいんですけどやっぱり好みはあるのか何のカエル!?って聞かれる事も多いので一応調べてみました。
ウシガエルはウシガエルで別にちゃんと革が存在しますん。
ちなみに、このフロッグ(トード)は色々なカラーがあるんですけど、なかなか綺麗に染まってることが多くてとても元がガマだとは思わないくらいに綺麗な素材だと思います。
これは青です。
綺麗な青が入ってるんで、いろんなものに使えそう!と思うんですが、やっぱりネックになるのは革そのものが小さいって言う事ですね。
使えるとしても1DSか1.2DS程度がいいとこじゃないかなと思うのでその程度で使えるもの・・・うーんなんだろうです。
これは薄茶です。
すごい滑らかな肌触りと綺麗な色なので是非使っていきたいところです。
これはアイボリーです。
あんまりないカラーなのと、元々の綺麗さが関係してくるのでこの色に染められるのは比較的綺麗な素材からじゃないと出来ません。
必然的に質は良いんですが、他の色に比べて模様とかカエルっぽさがちょっと目立つので苦手な人は苦手かもしれません。
フロッグの使い方
ちょっと使いみちが難しいのがこのフロッグです。
なんでかって1匹単位での売られ方で、流石にカエルなのでそれなりに小さいです。
その為、1匹1匹ごとに厚みが違ったりするので、大きく使う場合は何枚かを継ぎ接ぎにして厚みを揃える必要があります。
特に、これフロッグって言われてるけどぶっちゃけトードなんでコブが目の後ろにあるんですけど、それを漉くか、そのまま使うかの問題があるわけです。
毒腺があるんで、耳コブのところはちょっと膨らんで硬くなったスポンジ状なんですがこれはプレスじゃないと平らにはならなそうで漉けないから活かしていくしかないですね。
多分市販のものとか民芸品とかは小さい印鑑ケースやカエルだけにカエル革のがま口なんかが売られてたりしますが、全部が小物なので1匹単位で商品にしてるのを考えたら納得です。
なので使うとしたらやっぱりそういう感じで1匹完結って感じが1番良いのかなとも思ったりします。
フロッグの入手方法
カエル革はあまりメジャーなものでもなく、サイズも大きいわけではないのであまり大々的に出回っているものでもありません。
その為、見つけた時に買っちゃわないと後で必要!ってなった時にはもう手に入らない事が多いですよね。
もっとも、必要!っていう時があるのかどうかは謎ですが。
ちなみにこれは食用なのか?!ヒキガエルって食うのか!?っていう質問がたまにきますが、オーストラリアの友人によると増えすぎて駆除されてるって言ってました。
見つけたらゴルフクラブでぶっ飛ばす遊びが流行ってるんだぜハハッ!って
やはりオーストラリアの人種は野蛮なことして遊ぶなーと
偏見かもしれませんが歴史的にゴニョゴニョ・・
レザークラフトにオススメの商品
レザークラフトを始めるにあたって色々と書いてある本やお得なセットなどが販売されています(amazonリンク)
使わない道具なども入っていますが総合的にはかなりお得です。
■革製品に関しての特性、ご注意などは【紹介・ご注意】をお読みください。
【紹介・ご注意】
■型紙から制作しているので、1からのオーダーメイド制作も可能です。
サイズや機能面から、または予算に応じたものをご提案も可能です。
ベース価格はあくまで牛ヌメ、豚ヌメを使用した場合の基準価格ですので、素材により価格は変動します。
詳細はオーダーメイドのまとめページをご覧ください。
オーダーメイドのまとめ
■素材の詳細や在庫などは下記の【カスタマイズ項目に関して】をご覧ください。
■変更可能なカラーや素材に関しては、お気軽にお問い合わせ下さい。
また、折りや曲げに不向きな素材(ワニの背中など)では制作できないアイテムもあります。
※制作している商品にはすべて刻印が入っています。
※閲覧環境により、掲載写真と実際の色に誤差がある場合があります。
かぼちゃへっずWebショップ
在庫があるものなどを販売しています。
購入できるサイトの中では再安価で購入できます。
https://shop.kabocha-heads.com/
オーダーメイド・カスタム制作
1からのオーダーメイド制作や、ハンドメイドマーケットなどに出品中の既存アイテムのカスタム制作が可能です。
下記ページにまとめてありますので、お気軽にご相談下さい。
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イベント出展スケジュールは下記をご参照下さい。
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