【素材紹介】リザード/トカゲ

リザード（トカゲ）はレザークラフトで使う素材です。

リザードは皮革素材の中でも一般的なエキゾチックレザーで、トカゲの革です。
爬虫類系は基本的には高級素材として昔から日本では使われているため、色々な素材が存在しますがバッグなどに多く使われています。
トカゲ＝小さい生き物っていうイメージは日本だけなので、外国のトカゲは平気で1メートルを超える大きさの生き物なので食べられたり革が使われたりしています。

え？トカゲ！？とか思うかもしれませんが某有名ブランドのレディースのものって結構トカゲ多いですよね。
ワニと比べて鱗が非常に小さいので時計ベルトなどの小物や札入れくらいの大きさのものに使われる事が多い素材でもあります。
また、柄があるものとないものとに分かれているため、柄ありは大きく柄を使いバッグなどに、柄なしは小物にみたいな感じで使われる事が多いです。

リザード（トカゲ）の種類

リザードで一般的な種類としては、リングマークリザード（オオトカゲの一種）が有名です。
テレビで見たことがあるんですが、現地の人は普通にとっ捕まえて食べてたので革としての利用もあるんだと思います。
ちなみに、トカゲと大きい言葉で言っても実は種類が幾つかあって
リザードと言われるものは大半がオオトカゲ（主にミズオオトカゲなどのモニター類）
テジュー、テグー、テユーと呼ばれているものは、南米に住むテグー
イグアナと呼ばれているものは、あの有名なグリーンイグアナです
ただ、テグーはあまり出回る事が少ないため、一般的なリザードが出回っています。

見出し画像は柄が綺麗にはっきり出ているタイプのナチュラルカラーですが、他にも色々あります。

これは柄ありのカラーです。
左はグレー、右は赤です。
柄を残したまま染色しているタイプですね。

これは柄なしのカラーです。
一気にイメージが変わって、爬虫類っぽさとリザード独特の柄が消えているので知らずに使っている方も結構多いみたいです。
鱗の凹凸だけしかエキゾチックぽさがなくスッキリしているので一般的にはこちらのほうが人気かもしれません。

リザード（トカゲ）の使い方

リザードの革は大きさが様々で、大きいものは全長2メートルほどにもなります。
その為、大きいものでは普通にバッグなんかも作れてしまうくらいの大きさになります。
しかし、一般的に出回っているものはそこまで大きいものではなく、大きくても5-60センチ程度になります。
小さいものは20センチ程度しかないため、本当に小物に利用します。
逆に言えば、小物から大きいものまで色々な利用方法があるという意味では古くから親しまれてきた理由もわかります。
高級なイメージのエキゾチックレザーの中ではそこまで高価にはならないため、一般的に使われたりもしています。

→ リザードを使った過去の制作例

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ベース価格はあくまで牛ヌメ、豚ヌメを使用した場合の基準価格ですので、素材により価格は変動します。
詳細はオーダーメイドのまとめページをご覧ください。
オーダーメイドのまとめ

■素材の詳細や在庫などは下記の【カスタマイズ項目に関して】をご覧ください。

■変更可能なカラーや素材に関しては、お気軽にお問い合わせ下さい。
また、折りや曲げに不向きな素材（ワニの背中など）では制作できないアイテムもあります。

※制作している商品にはすべて刻印が入っています。

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