オーストリッチのバッグの修理その4 完結編

オーストリッチのバッグの修理　その4　完結編

こんばんは、レザークラフトかぼちゃへっずです

いやぁ腰が痛い
最近は体調がよろしくないというか、いつぞ気管支炎で2-3週間引きずって満身創痍だったと思ったら
治った矢先に季節の変わり目が訪れて腰が・・・
ヘルニアがあるってのもあるんですが、ちょっと今年はあまりにひどくて3日くらい平気で動けなくて立てないので家の中を爬虫類のように這いながら過ごすという日々を過ごしてみたり
あぁ、そういえばいつだったか友達が飲んだ帰りにヘルニアが悪化して駅まで這って行ったけど誰も助けてくれなかったって嘆いていた気がするな
そりゃそうだ秋葉原っていう土地柄、みんな自分の推しの事しか頭にないので周りなんか見えてない
そう、推しこそが神であるのだ

あっし？
んー推しっていうものが特にないので困ってます
盛大にバグ起こしてるのか推しモードが生まれつき組み込まれてませんでしたテヘペロ

さて、バッグ修理の記事の続きです
前回までの記事
[オーストリッチのバッグの修理　その1]
[オーストリッチのバッグの修理　その2]
[オーストリッチのバッグの修理　その3]

ストラップだったパーツを分解して、そこからハンドバッグ用のハンドルに加工しました
つっても別につければいいんですがなるべく元の物をそのまま使ってギリギリまで活かそうっていう試みなので全部使うよ！っていうお話

とまぁどうやってつけるんだいう話になるんですが

こういったバッグの場合は一部切開してオペしないといけないので、まずどこから分解できるかを見た上で影響がなさそうな場所（仕上げやすい場所）を見つけます

切開範囲と施工範囲と仕上がりを考えて、なるべく最小限でやりたいところなんですが
ここで問題！

市販のものだと特別にそのバッグを制作するために合わせて糸も作ってたりするので、糸の色が一緒にならない場合があります
そうなると変な感じになっちゃうから目立たない角のところあたりで切り替える感じがベストですかね
辺の途中でやると途中から糸の太さや色が変わっちゃうので

そして中身はこう
こいつのハラワタをぶちまけてやる・・・？
んん？
芯と思われてたものは実際のところはちょっと厚めの紙でした
大体こんなもんですが、ボンテックス系の圧縮紙ならまだいいんですが、普通の紙です
なので、この芯が劣化してる部分もちょっとメンテしつつ、お掃除して中身に別の芯を入れておきます

んで、芯がちゃんと入ったら今度はハンドルをつける部分を探します
左右を均等にして、上からもある程度の距離がないと使いにくくなるのでバランスをしっかりと見極めていかないといけない事になる作業です
どうせ穴空けちゃうんで、決まったらその場所に金とか銀のボルゥーペンでマークしておきます

場所が決まったらこっちのもんなので、うまーくこう切開した部分をまたもとに戻していきましょうねー
ってことで近い色の糸を選んで自然な仕上がりにします
元がミシン縫いのところを手縫いでやるので、普段よりピッチが狭いんで縫う針数は多くなります必然的に
なので、目が詰まらないように締めすぎないように注意しながら縫い戻していきます

で、最終的にちゃんとハンドバッグに加工完了です

っていうお話

■革製品に関しての特性、ご注意などは【紹介・ご注意】をお読みください。
【紹介・ご注意】

■型紙から制作しているので、1からのオーダーメイド制作も可能です。
サイズや機能面から、または予算に応じたものをご提案も可能です。
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詳細はオーダーメイドのまとめページをご覧ください。
オーダーメイドのまとめ

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