ステッチンググルーバーの使用頻度など
こんばんわ、レザークラフトかぼちゃへっずです
寒いんだかあったかいんだか分らない微妙な天気を乗り越え日々感じる朝と昼の寒暖差にアレルギーが出たりしながら生きております
週末はいろいろと頼まれてるものを作りつつ指をさしたりなんだりしながら過ごしていましたが、ちと前から疑問に思ってた部分をこの機会だので書いてみると
革製品を作るときに、菱目打ちで穴をあけることは通過地点なのですがその穴をあける前に線を引いたりする道具がいくつかあります
ひとつは、ねじ捻
これは、ねじで間隔を調整してヘリから何ミリってのをケガキするような感じの道具で一般的に使われてるようなものです
うちではもっぱらこれを使ってます
もう一つは、カニコンパスみたいなやつ?ディバイダーっていうんでしたっけか
普通のコンパスと違って鉛筆がついてなくて、両方針みたいな感じです
針ほど鋭くはないですが、鉄筆×2が一体化してる感じです
これも使ってる人はいるみたいです
もう一つが、ステッチンググルーバー
普通のとプロ用のがあって、普通のはやたら使いにくい構造なのでプロ用を使うとすんなり使えます
前に普通のを持ってて使ってあまりの使いにくさにこんなもの誰が使うんじゃ!ってなって放置していたら、たまたま道具屋でプロ用を見つけて構造が逆になっててこれは使いやすそう!と買ったのでそれ以降はそっちを使ってます
これは捻引くやつと違って、革の表面を削りとって溝をほる道具なのでメリットもデメリットもあります
というのも、メリットとしては溝ができることによって縫った糸が表面に露出していても溝に埋まって摩擦の影響を受けにくくなること
通常、捻引きだけで縫った場合糸をローラーでゴロゴロして均すことと、ロウ引きしてある糸を使うために摩擦に弱いってことはないですが、表面に露出したりします
それを回避するのにヘリ漉きをして段差を付けてなるべく糸の出ている部分がほかの部分より低くなるようにしたりします
ステッチンググルーバーは直接溝をほってしまうので、作業が一度で済むっていう利点もあります
が、一番ハリのあるぎん面を削り取ってしまうので、結果的には傷が付いている状態になるので糸が埋まってたとしてもその部分が弱くなってしまうんじゃないかと
たとえば財布なんかは2mmを表面に使ったりするのでステッチンググルーバーを使ったとしても特に影響が出ないかと思いますが
前にちらっと本屋さんで見た本ではステッチンググルーバー普通に使ってて1mmとかのものを縫うのにも使ってたような気がしたんですが、薄くなれば薄くなるほど弱くなるので糸を縫うのに目打ちを入れたらいわゆるミシン目みたいになるので
縫った後に引っ張り強度が弱くなって点線のようにペリペリペリーってはがれたりしちゃったりしまくりやがったりしないのかなーなんて考えてました
まぁ実際自分で買って使ってみると、グルーバー使うのはある程度の厚みがあるもの以上で、厚みがないものに関してはねじ捻使ってるなーなんて思いました
たとえば0.5mmなんかの革にグルーバー使って縫ってカードポケットなんか作ってもちょっと広げたらすぐ破れてしまいそうな気がします
今度実験してみないとわからんところですが
さらに0.5だとないと思いますがヘリ漉きしてグルーバーとなると表からも裏からも極限まで薄くされてるからどうなってしまうんじゃーなんて
なんでそんな話かって言うと
週末使おうとしたらステッチンググルーバーが目詰まりしてて何やっても穴が抜けなくてどうしたものかという状態になってしまったので思い出しました(笑
現在も穴は詰まったままなんでどうしたらいいですかねーこれ
高いけど買い直しか目詰まりだけどうにか直す方法でも探してみますかな
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2016/02/01 23:06
細い精密ドリル使うといいお~
2016/02/04 10:43
お、有難うございます。
針とか色々試したんですが、特に効果は無かったんでピンバイス探してみます!