モラレスパイソンのかぶせミドルウォレットその3

モラレスパイソンのかぶせミドルウォレット　その3

こんばんは、レザークラフトかぼちゃへっずです

昨日ちょっと飲みに行った時の出来事なんですが、ちょいとしたバーにあるお菓子ボックスの中に大体おせんべい系とか豆類とかたまにルマンドとか入ってたりするんです
んで、まぁうっかり歌舞伎揚げなんてものを食べてしまった結果口の中を怪我してしまって
ウワァーなのですよ

あっし口の中が生まれたての子供くらい弱いんで、揚げ物全般含めて実はせんべいとかでも傷だらけになってすぐ怪我しちゃうんです
まぁいわゆる堅あげポテチとかはおろか普通のポテチでも1袋（大体60g）食べると口の中はもうすごい大けがというレベルなんでどうしたもんかと思っててオトナになったらきっと治る！と信じて生きてきましたがオトナになっても全然治らずいまだに最弱のままなのです

さて、いつぞやモラレスパイソンのお財布の続き
受注制作用オリジナルのスペックはこちら→[かぶせミドルウォレット]

前回までの記事はこちら
[モラレスパイソンのかぶせミドルウォレット　その1]
[モラレスパイソンのかぶせミドルウォレット　その2]

ここまでで内装のおおよそが完成しつつ、なんかよくわからんビロビロの状態になってた
という所まで進んだんですが
ネオエクスデスみたいになっちゃったよ！って感じなので説明がしづらいんですが、裏も表もどの方向も基本なんかパーツがついててパッと見もう何が何だかわかりません
で、結局前回出てきた「ポケットここにありますよ縫い目」みたいのが出ないように心がけると、内部に縫い目を隠していくしかないんですね
なので裏貼りなんかをする前に縫っちゃってそれを貼り合わせて表面からは見えないように隠しておく
って事が出来るんですが、それをやると修理をする場合に剥がせないからどうしたもんかとなっちゃうわけです
が、考えてみてもその部分を修理する事って想定しうる破損でもほとんどないので大丈夫かなと思ってやってます
※例外として超怪力の人がウキー！って財布を両手で引きちぎるようなヒステリカルドメスティックバイオレンス夫とかがいたら破損するかもしれません

実はここがポイントで内装部分をそのままくっつけちゃうとミドルサイズのお財布って深くまでお札がはいるんで、縫い留めないと回り込んで小銭入れの方の曲げた部分まで干渉しちゃうんですよね
たまに市販で見ますが、そうなるとお札ばらっばらになっちゃうし、何より使いづらいので許容できる範囲までお札入れを詰めた結果ここを縫う形になりました

そしてこれはもう内装と外装を貼り合わせて合体した後ですね
さっきの工程が別々に作る最後の工程だったんで、それが終わったらもうさっさと合体しちゃえばいいんです
で、またちょっと難易度が高いのがお札入れの幅ギリギリのラインを内装で縫い合わせたところをさらに隠すように貼り合わせてマチを縫い付けます
正直ここは縫いにくいところなんで穴あけも菱目打ち使えないからうまーく菱ギリで刺していく感じです

ギリギリで縫い終わって最後1目だけ幅を残して縫い終わってます
あれ？そこの段差跨がないの？ってなりますが、これはこれでいいんです
ここは後で外装を縫う時にここを通ります
その時にこの1目分空いてるところを通って2重で返し縫いをする場所になるんで、今は縫い終わったとこのコバを処理して終わり
って感じです

ってモラレスパイソン出てこねぇじゃねぇか！って
次回出てきます多分きっと

■革製品に関しての特性、ご注意などは【紹介・ご注意】をお読みください。
【紹介・ご注意】

■型紙から制作しているので、1からのオーダーメイド制作も可能です。
サイズや機能面から、または予算に応じたものをご提案も可能です。
ベース価格はあくまで牛ヌメ、豚ヌメを使用した場合の基準価格ですので、素材により価格は変動します。
詳細はオーダーメイドのまとめページをご覧ください。
オーダーメイドのまとめ

■素材の詳細や在庫などは下記の【カスタマイズ項目に関して】をご覧ください。

■変更可能なカラーや素材に関しては、お気軽にお問い合わせ下さい。
また、折りや曲げに不向きな素材（ワニの背中など）では制作できないアイテムもあります。

※制作している商品にはすべて刻印が入っています。

※閲覧環境により、掲載写真と実際の色に誤差がある場合があります。