ヤギ革カードサイズミニウォレット各種

こんばんは、レザークラフトかぼちゃへっずです

急にまた気温下がって困りますな
肌寒いし、雨だし色々困った
ほんと一年の中で一番寒暖差が激しい季節なんじゃないかっていうあれです
更にもう少しすると朝晩寒くて暖房、そして昼は冷房という1日のうちに冷房暖房両方使うという日が訪れるかもしれません
ここ数年実際に年に1-2日程度はそういう日があったりするのも事実なんでなんだかなぁと思ったり

さて、今日は久々にちょっとヤギ革のアイテムを縫ったりしてたんで
あ、そういえばヤギのやつ写真あったなと思って引っ張りだしてみました

ヤギ革とは言いつつ、右下と右真ん中は別の素材ですね
牛革とどう違うかって言うとめちゃくちゃ軽い
ヤギは超軽いというのがまず第一印象です
恐ろしく軽い
なので、完成後で言えばものによっては8分の1くらいの重さになることもあるくらい軽いです

で、実際質はどうなの？っていう話ですが
肌質で言うと牛と比べて若干荒いというか、ワイルドさがあるのがヤギです
豚は毛穴がありますが、ヤギはシボというか細かい肌模様があるのが特徴です
牛もものによってはあるんですが、基本使ってるヌメはプレスしてアイロンかけたりされてるものも多く滑らかに毛穴やシボが見えづらく加工されてるものが多いです

これは牛クラックレザーのソフトタイプ
クラックってのはいわゆるヒビ割れ的なニュアンスで、たまに石やらなんやらの界隈でもクラック入ってるとかいうあれです
表面にひび割れ風の加工をしているので渋みが出ます
が、硬いものも多い中これはとても柔らかくふわっふわです

小銭ボタン付ける前ですが、こんな感じの仕上がりになるようです
見たらわかりますね、牛に比べてワイルドさが目立ちます
が、軽さで言えばもうそりゃびっくりするくらい軽いです
比較するならスーファミを持った後にメガドライブⅡを持ったような印象になりますマジで

ヤギヌメじゃないので、自分で染めることはできないため既存のカラー素材になりますが
その分表面じゃなくて芯通しで中心まで染まってます
繊維の絡みかたなのか、めっちゃ切りづらいこともあるのでなんか牛ヌメの床革切ってる感覚に陥ります（笑
たぶん軽さの秘訣がここにあるんでしょうな

茶系でもカラーが2種類あって、明るめの茶（ベージュ系）と暗めの茶（モカ）があります
ヤギヌメではないものの、この茶系のタイプは使ってると柔らかくなってエイジングが進みます
染料か塗料でも変わってくるとは思いますが、色濃く艶が出て柔らかい一般的なあの使い込んだ革っていうものに近づいていきます

バッファローと牛クラックを除けば左4つは全部ヤギです
パールグリーンのみちょっとふわっと柔らかい素材で少し厚みがあるので最初ゴワつきますが、使ってるうちにしんなりしてきていい感じに柔らかくなります

革の素材ジャンル的に裏処理とかコバ処理をしないタイプなんで結構コストを削って最小限のミニ財布として安価で出したものです
正直かなり軽量化がされているので財布はずっしり重い方がいい！という人には向きませんが、小さくて軽いそして安いのがいい！っていう人には向いてるかなと思うアイテムです

アイテム詳細

■革製品に関しての特性、ご注意などは【紹介・ご注意】をお読みください。
【紹介・ご注意】

■型紙から制作しているので、1からのオーダーメイド制作も可能です。
サイズや機能面から、または予算に応じたものをご提案も可能です。
ベース価格はあくまで牛ヌメ、豚ヌメを使用した場合の基準価格ですので、素材により価格は変動します。
詳細はオーダーメイドのまとめページをご覧ください。
オーダーメイドのまとめ

■素材の詳細や在庫などは下記の【カスタマイズ項目に関して】をご覧ください。

■変更可能なカラーや素材に関しては、お気軽にお問い合わせ下さい。
また、折りや曲げに不向きな素材（ワニの背中など）では制作できないアイテムもあります。

※制作している商品にはすべて刻印が入っています。

※閲覧環境により、掲載写真と実際の色に誤差がある場合があります。