薄型かぶせ長財布その3 - 革工房かぼちゃへっず

薄型かぶせ長財布　その3

こんばんは、レザークラフトかぼちゃへっずです

暑い！毎日が暑くて過ごしにくいし寝苦しいんですが、暦の上では秋になったようなんで秋の気分で行きます
ってことで栗をよこせ！栗の季節ハズカム！
栗といえばそのものはあっしあんまり好きくないんですが、栗を使ったお菓子ってのが好きなんですよね
日本で言えば四季折々の素材を使って色鮮やかに作る和菓子がありますし
となるとやっぱり外せないのが栗蒸しようかんです
そもそもようかん自体が好きなのに加え、秋からしか出ない栗蒸しが出るのが毎年楽しみでもあります
お店によって全然違うんですが、個人的には仙太郎の栗蒸しがめっちゃ好きですかね

さて、そんな食欲の秋はおいといて今日は続きものです
薄型のかぶせ財布っていう結構シンプルめの薄さなんですが財布としてはちゃんと財布してるっていうモデルです
詳細のスペックはこちら→[シンプルなかぶせ型長財布（マチ無し薄型）]

前回までの記事
[薄型かぶせ長財布　その1]
[薄型かぶせ長財布　その2]

ファスナーを取り付けて外装は終わったんで内装を取り付けていくっていう話
通常仕様だと薄型軽量を目指してるんでどうしても軽い豚ヌメを使うことが多くなります
希望に応じて牛もありですが、豚に比べてやはり繊維が詰まってるのか重めなのとどうしても厚みが出てしまうます
しまうま

薄型ですが、中にはカードポケットが6個デフォルトで付いてるのでその部分を
通常なら直接裏地になる部分に縫い込むんですが、カード入れの部分を大きいポケット完備にすると別パーツで必要になってくるんで別パーツで組みます

でかいペローンとしてるのが内貼り部分なんですが、いつも使ってる豚は0.6mmなんで（最初からその厚み）若干ですが薄いです牛より
そのため張り合わせ無しにするとうまいこと厚みが削れていい感じです

で、カードポケットの縫い付けが終わればついに待望の合体タイムに！
接着剤に関しては賛否両論あり、色々な人が色々使ってこれが正解！これはおかしい！みたいな論争になってたりしますが知りませんそんなことは
ただ、うちは乾いた後の柔軟性と耐水性を考えてGクリアを使ってます
強度で言えばダイアボンドでもいいんですがあれだと臭いし、ちょっと強すぎるからよっぽどじゃないとGクリアにしてます
木工ボンド系は大きな曲げがない場所に使います
だって時期が来ると中で割れたりしますしねボンド層になる部分が

そして穴を空けていきます
牛と違って今回ヤギなんで、弾力が少ないのかな？反発がないので菱目打ちがサクッと小気味いい感じに刺さります
ちょっと痕をつけておけば後で菱ギリでサクサク刺していけるんでそう考えると穴はあけやすい素材かなーって思います

ここまで来たらあとは縫うのみ！ひたすら縫え！無心で！
と思うんですが無心でやるとめっちゃ時間がかかってしまう気がするんで、ここはゆーちーぶやらAmazonプライムやらで怖い話を垂れ流してます
怖い話っていうのに怖くない！ってよくキレてますが、その怒りを縫いにぶつけてるのかもしれません
マジで怖い話とか怖い心霊映像とかどっかにないもんですかねほんと

■革製品に関しての特性、ご注意などは【紹介・ご注意】をお読みください。
【紹介・ご注意】

■型紙から制作しているので、1からのオーダーメイド制作も可能です。
サイズや機能面から、または予算に応じたものをご提案も可能です。
ベース価格はあくまで牛ヌメ、豚ヌメを使用した場合の基準価格ですので、素材により価格は変動します。
詳細はオーダーメイドのまとめページをご覧ください。
オーダーメイドのまとめ

■素材の詳細や在庫などは下記の【カスタマイズ項目に関して】をご覧ください。

■変更可能なカラーや素材に関しては、お気軽にお問い合わせ下さい。
また、折りや曲げに不向きな素材（ワニの背中など）では制作できないアイテムもあります。

※制作している商品にはすべて刻印が入っています。

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