エイのラウンドファスナーロングウォレットその1

エイのラウンドファスナーロングウォレット　その1

こんばんは、レザークラフトかぼちゃへっずです

なんだかツイッテゥがアレであれになってXになったんだとか
おい！あっしこの前名刺代わりのかぼちゃへっずカードを新しく刷ったばっかだぞどうすんだ！
アイコン変えたり、名称変えたりめんどくせぇじゃねぇか！
ってことで、外部からも見れなくなってるからサイトにあるTwitterはこちらは消してしまってもいいんじゃないか説
まぁ次第にどうなるかわからないから様子を見ながらって感じですね

さて、お財布のお話
お財布はお財布でもラウンドファスナータイプのちょっと大きめなしっかり財布です
こちらの商品のカスタマイズです→[ラウンドファスナーロングウォレット【Mサイズ】]
今回使うのはエイです
あのエイです
スティングレーとか言われたり、場合によってはガルーシャとか呼ばれたりするあいつです
あと一つ言うとサメ革って書くとサメ（シャーク）の革なんですが、鮫皮っていうとエイなんですよね
あのわさびすり下ろすアレが実はエイの研磨前なんですよ
そのほかには鎧の胴部分に使われてたり、刀の柄の中に使われてたりと色々強いイメージです
更に言えばエイは100年持つとか何とか言われてたりするんで、丈夫な事には間違いないです
たまに水の生き物なんで水に強く水に濡れません！とか言ってるお店とかありますが、そんなことはありません（笑
どんなに水にいる生き物だとしても革として鞣したら基本全部一緒です
耐水性は低くなってますのでご注意を

基本ベースに使うのは牛ヌメなんで、いつも通り裁断して、床面磨いて、ヘリの必要な場所を漉いてっていう作業から始まります
牛ヌメをなんで使うかって言うと繊維が過密になってて強い部分が多く丈夫なんで財布の内側なんかは牛が最適ですよね
っていうのもありほぼ財布用といっても過言ではないくらい使ってるいつもの牛ヌメです
ちなみに、以前使ってた物は表面がワイルドですがエイジングが早く味が出やすかったのに対し
（価格の高騰などで）現在違う場所から仕入れてる素材は色白できれいなものが多い反面、エイジングに時間がかかります
好みではあるんですが圧倒的にきれいな状態で使える期間が長い方がいいという事だたんで、現在はそれにしてます
染色しても発色綺麗だしね

ラウンドファスナータイプなんで中側が結構しっかりした作りになるんで、ガチガチに設計されてます
って言ってもみんな大体同じだと思いますが、重なる部分が多いのでそう簡単に形が変わったりはしないんじゃないかと思います
たまに市販ので生地をベースに見える部分だけ革の薄いシートを貼って作られてる軽い物がありますが（比較的安い）、生地なんでやっぱ強度は弱いのとすぐ破れちゃうんですよね
革って意外と破れには強いからなかなか破れたりしません
10年程度じゃ小銭入れに穴空いて破れるなんてことはありません

なんでか知らないけど画質がとても粗い（笑
一体何があったんだと思うけどまぁ仕方ない
しっかり内装を作るという事は、設計そのものもしっかりしなきゃいけないので、そういう意味でも他のアイテムに比べて相当頑丈なはずなんですよ
更に外側部分に芯なんか入れようもんならもうつよつよ財布になりますよね
基本市販のやつだって芯は入ってます
大体テキソンみたいな厚紙系の芯が入ってるので、たまにそれが割れたりするとそこから革にも割れが広がってちょっと大変です
何度か修理はしてますが、柔軟かつある程度の強さがある芯材が好ましいですね

内側の外側というよくわからない表現になっちゃうけど、そのパーツ（いわゆる内装の土台）を組んだら次は小銭入れ部分
うちのロングウォレットは小銭入れがL字の2層になってるので、中もしっかりしてます
っていうのもあっしが空手経験者という事もありゴリラ指人間なので小銭入れが小さいと
ムキーーーー！
ってなっちゃうんですよね
市販の小銭入れ大して開かない財布なんか絶滅してしまえ！と中学高校時代に思いました
何だこの小銭入れの小ささは！って
それを踏まえて、同じゴリラ指人種の味方となるべく小銭入れが広く開く財布をモットーに作ってます
キャッシュレス？そんなもん知らねぇ！
財布からお金出てる感覚がないとなんか気持ちわりーんだよ！
という人たちの味方です

どの部分かわかりませんねこれ
あれです、小銭入れパーツを土台パーツに付けるためのマチの部分です
マチも大きく開くようには作ってるので、手がごつい人にはちょっとちょうどいいですね
その分スリムさはありませんが、機能性と利便性を重視するとこうなるんで仕方がないです
ちなみに、内装部分のカードポケットが両サイド各6ずつあるんですが
オプションでその奥にも大きいポケットを付ける事が可能です
ただ、そこまで必要はないのか実際にそこをオプションで付けたっていう人はいまだかつていません（笑

■革製品に関しての特性、ご注意などは【紹介・ご注意】をお読みください。
【紹介・ご注意】

■型紙から制作しているので、1からのオーダーメイド制作も可能です。
サイズや機能面から、または予算に応じたものをご提案も可能です。
ベース価格はあくまで牛ヌメ、豚ヌメを使用した場合の基準価格ですので、素材により価格は変動します。
詳細はオーダーメイドのまとめページをご覧ください。
オーダーメイドのまとめ

■素材の詳細や在庫などは下記の【カスタマイズ項目に関して】をご覧ください。

■変更可能なカラーや素材に関しては、お気軽にお問い合わせ下さい。
また、折りや曲げに不向きな素材（ワニの背中など）では制作できないアイテムもあります。

※制作している商品にはすべて刻印が入っています。

※閲覧環境により、掲載写真と実際の色に誤差がある場合があります。