クロコダイルの薄型かぶせ長財布その1

こんばんは、レザークラフトかぼちゃへっずです

なんか変な寝方をしたのか誰かからの秘技！アストラルアタックで首元を攻撃されたのかは定かではありませんが首根っこがとても痛い
いや、出会い頭に延髄チョップでも食らったのかというくらいに
多分だけどこの気温の急な変化によって体がこわばってたりするのかなとは思いますが、いやーほんとこの時期は大変（笑
みんなどこそこで体調崩したりしてるし、色々気を付けないとなというところです

さて、今回はご存じ恐ろしクロコダイルのお話です
しかもピーコックグリーンという恐ろしく少ない激レア色のクロコダイルの素材のお財布なんで、絶対これ失敗したら爆死よなというやつでした
モデルとしてはこちら→[シンプルなかぶせ型長財布]
このマチありタイプですね
長財布って分厚いでしょ、それをね、こうやって薄くして・・・っていうだけのものなんですが実は結構薄くても使いやすいんですよスマートで
「財布は分厚くあるべきだ！薄いものなんて金を持ってない貧乏人の使うもんだ！」
なんて言ってる人も過去にいましたが、実際その人のお財布のふくらみのほとんどはポイントカードやらでした
そこまでいうなら1まんえんとクレジットカードで厚くしてほしいもんです

と話はそれましたが、ちょっと外に出て持ってく用の財布としては結構最適で
あっしは個人的にはお札はピンとしてなきゃいやだ！みたいなこだわりはないのでミニ財布使っちゃうんですがお札をピンとしておきたい人にはとても最適な厚みです

そういえば型紙を作る前の設計図みたいなもの見せてってたまに言われますが、これです
たまに公開してますが、こんなんです
1、全体像
2、各パーツ
3、サイズ（これはまだ採寸前）
が入ってるだけでもう殴り書きみたいなもんです
要はどんなパーツが必要なのかってのを書いてる感じです

光の反射でよく見えないけど、豚革です
柔らか豚ヌメです
英語で言うと、ソフトブーレザーです
ブーは日本語か、英語だとオインクですかな

今回必要になるのは外側に小銭入れ付くんで、その内装として生地を使います
小銭入れ以外にあまり生地を使う事がないんですが、なるべく薄くって事を考えたらここは革じゃなくて生地のが軽いし薄いしってことでベストかなと
場合によってはソフトブーレザーを使ってたりしますが、どうしても外側に来ると盛り上がって厚みが出ちゃうんで生地を使う事が多いかなーと

で、使うのはこいつ
冒頭でも書きましたがピーコックグリーンのクロコダイルというとても珍しい色したこれ
失敗したら自害だなっていうレベルのものなんで、ゼターイにシパーイできません（笑
ちなみにそのままの厚みなのでこれを手で漉くという・・・恐ろしい作業をしなければいけない
お問合せが来てももう見つからんと思うし、まず手配ができないので超レアです
黒や茶であれば高いだけでお金さえあればいくらでも手に入るんですが、こういう色になるとどうしてもその時の流行りで染めた分しかなくてその後メーカーとかにデッドストックされているものがある以外は無かったりします
ので相当見つからないんですよね

で、原始的な方法で手で漉く
クロコは特に神経使うんですよな、ハイドリックかけてないタイプだとしっかりと凹凸が激しいのでギリギリまで漉いてやるぜ！なんて意気込んでやった日にゃこの一つ一つのタイルの溝部分に引っかかって抉っちゃう
そもそも販売されてる素材でも抉られて穴空いてるやつとかあるんで、そういうものなんだとは思いますが
ただこれは厚みがあって綺麗な素材だったんでそこは気を付けて漉いていきます
ちなみにハイドリックかけてめっちゃプレスしてあってめっちゃ薄くなってるやつあるけど型押しととても変わらない見た目になっちゃうから正直薄くし過ぎてもどうなんだろう？と思ってしまう部分はありますよな

■革製品に関しての特性、ご注意などは【紹介・ご注意】をお読みください。
【紹介・ご注意】

■型紙から制作しているので、1からのオーダーメイド制作も可能です。
サイズや機能面から、または予算に応じたものをご提案も可能です。
ベース価格はあくまで牛ヌメ、豚ヌメを使用した場合の基準価格ですので、素材により価格は変動します。
詳細はオーダーメイドのまとめページをご覧ください。
オーダーメイドのまとめ

■素材の詳細や在庫などは下記の【カスタマイズ項目に関して】をご覧ください。

■変更可能なカラーや素材に関しては、お気軽にお問い合わせ下さい。
また、折りや曲げに不向きな素材（ワニの背中など）では制作できないアイテムもあります。

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