クロコダイルの薄型かぶせ長財布その2

こんばんは、レザークラフトかぼちゃへっずです

最近ちょっと涼しくなってきたかなーと思わせぶりになってきた季節ですが実際のところそんなことなく普通に暑いです
暑さ寒さも彼岸までと昔の人は言いましたが、今の季節に合わせていくと暑さは10月末までって事でしょうかね
彼岸にゃ涼しくならんぜ（笑

っていう事を考えたらタロットでも本や解説書に出てる解釈って昔の文化や習慣その時代の背景が結構多く反映されているんですよね
なので当時のそれをそのまま伝えてもなんかしっくりこないってことも多いです
そりゃそうですよね、数百年前の事言われても・・・ってなるのでその辺は今の時代に合わせた解釈に砕いていくしかないと思ったりはします
いやね、最近は占いの方面でちょっと足を延ばしていってて良くそういったことを思うんです

さて、そんな話はおいといて
占いは占いでまた別のところで書いたりするかも知れませんし
前回の記事→[クロコダイルの薄型かぶせ長財布その1]

今回見える部分全部クロコってる感じにするので、中マチ部分とかもクロコなんす
ッヒュー贅沢ゥゥ！ってなるんですが、やはりマチは色もそろえていきたいとこですよね
ってことでマチ部分を貼り合わせたり漉いたりヘリを落としたり色々やっていきます

裏側部分にファスナー式の小銭入れがつくんで、ファスナーをしっかりと測って作っていきます
これミスったらおおうおうおうってなりますが、基本的にはちゃんと採寸してれば間違えて切り出すことはないんで大丈夫です
ただ、よくありがちな話としては

全体の長さで切って詰めてしまったら上下の留め具分ちょっと長くなっちゃった

っていうお話
テヘペロじゃ済まないこともあるんで、そうならないためにも留め具分を最初から計算しつつ引いた長さで作りましょう

なんでこんな中途半端なとこ漉いてんのって話ですが
これかぶせのRが出る部分からかぶせ部分に対してです
ここある程度厚みが出ても大丈夫なんですが、あまりスマートでなくゴワゴワ体になっちゃうのを考慮して少し漉いておきます
やるとやらないでは開閉時の引っかかりとかそういったところで結構影響が出てくるんですよ
ただやりすぎるとヘナヘナになっちゃうんで、最終的に芯を入れないといけないことになります
要するに市販品のクロコとかはかなり薄く1mm以下に漉いて裏地と芯貼ってるのでそれと同じになっちゃうんですよね
もっと本革らしく革の厚みを利用して作った方が強いですし

そして小銭入れのところを縫っていきます
糸はクロコがピーコックグリーンなので、それに合わせた糸の色を選んでます
ぐぁ！たまたまあっただけで、まったく同じ色にしてください！って言われるととても難しいです
あくまで同系色の糸を使うっていう程度にとどめておいてください

ちなみに、クロコダイルって水の生き物だから水に強いんです！とかいう文句で売ってるお店ありましたけど（渋谷に）
んなわけあるかって話
革として鞣されたらそれはもうコラーゲンやらたんぱく質やらは変化してるから生前のものとは違うんで、普通に水に濡れますって（笑
多少他の革に比べて水に対しての耐性があったとしても、水に強いとか防水にはなりません
サメやなんかも水の生き物だから耐水効果抜群！

じゃねぇーよバカ野郎
と思いました

■革製品に関しての特性、ご注意などは【紹介・ご注意】をお読みください。
【紹介・ご注意】

■型紙から制作しているので、1からのオーダーメイド制作も可能です。
サイズや機能面から、または予算に応じたものをご提案も可能です。
ベース価格はあくまで牛ヌメ、豚ヌメを使用した場合の基準価格ですので、素材により価格は変動します。
詳細はオーダーメイドのまとめページをご覧ください。
オーダーメイドのまとめ

■素材の詳細や在庫などは下記の【カスタマイズ項目に関して】をご覧ください。

■変更可能なカラーや素材に関しては、お気軽にお問い合わせ下さい。
また、折りや曲げに不向きな素材（ワニの背中など）では制作できないアイテムもあります。

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