バッファローの回数券入れ付きパスケース

こんばんわ、レザークラフトかぼちゃへっずです

先日爪を切ったばかりのところの爪と指本体の間の部分を見事にテープカッターのギザギザで思いっきり負傷して人差し指の先のほうが使えない状態になってます
もっと爪の部分削れるとか、指の腹の部分削れるとかならいいけどきれいに指と爪の間にヒットするあたりなんかの呪いとかなんじゃないかと思います
1ミリずれるだけで、いや、0.5ミリずれるだけで回避できるはずなのになんでかクリティカルです

さて、今回はパスケースのお話
至ってシンプルめなパスケースなんですが、通常作ってるパスケースと違い、回数券入れをご希望っていうことだったんで回数券入れをつけてます
表側は、通常の牛シボなんかもいい感じなんですが協議の結果バッファローのワックスタイプにしました

個人的に好きな素材なんですが、この思い切ったシボがいい感じですよねバッファローって
いわゆる水牛なんで大きくいえば牛革なんですけど、通常の牛とはやぱり表情も違うので独特の味が出ます
なので、スペック的にも
渋み+3
ワイルドさ+5
みたいなそんな感じです

サイズも比較的大きくて柔らかい上に丈夫な素材なんで、そこそこのバッグとか財布などの袋物なんかにはぴったりなんですが
小物でも十分に存在感が出るので好きな人にはこれ以上無いワイルド素材です

もっとも、ワイルド素材といえば生きてるときに何者かに噛まれた、引っかかれたなどの大きい傷を持ったままの状態の革が一番ワイルドかと思いますがなかなかそういうものは無いのでたまに相談されても仕入れられる確率も相当低いです
実は多いのが前はよく見かけた牛のお尻に焼印を入れてて、その場所がやけどになったまま革としてなめされてる素材
最近全然見ないですが、自分のイニシャルの文字の焼印が入った素材がいいなんていう人も少なくないです

そういう出会いが重要な素材とは違って、素材そのものの表情がワイルドめっていう意味ではバッファローが好きですね

中身としては、ベースはR-CC-003:Re [W窓付き二つ折りパスケース]なので、開いた右側部分はベースのタイプをもとに作ってます
いわゆる多目的ポケット+パス窓です
左はもともと切符入れはついてるんですが、回数券を複数種類使い分けれるように2室分作ってあります
バッファローの裏に裏豚を貼ろうと思ったんですが、あまり可動性が良くなくしばらく使うまで自動で2つにたたまれなくて常に開いちゃうような状態だといくらなんでも使いにくいので裏貼りはせずに柔らかい状態での仕上がりになりました

■革製品に関しての特性、ご注意などは【紹介・ご注意】をお読みください。
【紹介・ご注意】

■型紙から制作しているので、1からのオーダーメイド制作も可能です。
サイズや機能面から、または予算に応じたものをご提案も可能です。
ベース価格はあくまで牛ヌメ、豚ヌメを使用した場合の基準価格ですので、素材により価格は変動します。
詳細はオーダーメイドのまとめページをご覧ください。
オーダーメイドのまとめ

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■変更可能なカラーや素材に関しては、お気軽にお問い合わせ下さい。
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