ワイルドなリザードのハンドバッグその1

ワイルドなリザードのハンドバッグ　その1

こんばんは、レザークラフトかぼちゃへっずです

かぼちゃへっずって言うとかぼちゃの頭を想像すると思いますが、一体なんでかぼちゃの頭なのかというお話をすると
旅の途中に通った野菜の国の一つにあったかぼちゃ王国が虫たちの襲撃により壊滅、かぼちゃの民たちは中身を食われてその辺に落ちていました
それを見た旅人はそこに火を灯すと魂が宿り動き出すようになりました
そして旅人はかぼちゃのお面をつけて、かぼちゃの民を従え持っていた道具や知識などを与えて革工房を始めました
これが新生かぼちゃ王国の誕生となるわけです
かぼちゃへっずで、複数形なのはそういうことだったんですねー
あいつら全部ゾンビですよかぼちゃの
中身虫に食われてるし（笑

さて、今日は珍しいバッグ系のお話
こりゃ滅多に作ることはないんですが、いつぞやの母の誕生日にプレゼンツで作ったもの
着物のお出かけにも使えて、普段使いもできるバッグがいいってことで家にあった豪快なワイルドなリザードを使う事にしました

大きいもんなんで最初にとりあえず大まかな設計図を書かねばッてことで書いたのがこれ
これって言っても毎回大体こんな感じのを書くところから始まります
雑ですがこれだけあればここからすぐ型紙にできるので出先とかでもチョチョっとこれだけ書いておくと色々忘れなくて便利ですよ

そして型紙を作ってから細部を変更しつつ、床革でモデルを作ります
大きいもの作る時に限らずこれをやるかやらないかで結構違うんですよ
プロはそんなもの作らないで一発で作るんだとか言ってるベテラン職人とかいましたがそんなもんくそくらえです
丁寧に言ったら

うんこをお召し上がりやがれ

です
失敗したら目も当てられんので慎重にモデルサンプル作るのに何が悪い
むしろ失敗して作り直して余計日数かかったり無駄になるくらいならまず一度サンプル作れ
実物サンプル大事

最初のラフには無かった横ベルトを飾りで付けました
ちょっと金具多い方が高級感出るかなと思って
いや、それよりこのベルトなしだととてもシンプル過ぎてなんか・・・ぬぺーっとしてたというか（笑

という事で今回は肝心なリザードが出てきませんでしたが次回登場します
大きいリザードなんでそれなりに野生の生物と戦ってきた傷があり、とてもワイルドです
綺麗で傷一つないものなんてないんですぜ
多分ですが噛まれた後と、ネコ科の大きい動物にひっかかれた爪の跡がある素材でした

■革製品に関しての特性、ご注意などは【紹介・ご注意】をお読みください。
【紹介・ご注意】

■型紙から制作しているので、1からのオーダーメイド制作も可能です。
サイズや機能面から、または予算に応じたものをご提案も可能です。
ベース価格はあくまで牛ヌメ、豚ヌメを使用した場合の基準価格ですので、素材により価格は変動します。
詳細はオーダーメイドのまとめページをご覧ください。
オーダーメイドのまとめ

■素材の詳細や在庫などは下記の【カスタマイズ項目に関して】をご覧ください。

■変更可能なカラーや素材に関しては、お気軽にお問い合わせ下さい。
また、折りや曲げに不向きな素材（ワニの背中など）では制作できないアイテムもあります。

※制作している商品にはすべて刻印が入っています。

※閲覧環境により、掲載写真と実際の色に誤差がある場合があります。