黒ヌメとクロコダイル(背)のハーフウォレット
こんにちは、レザークラフトのかぼちゃへっずです。
いやいやいやいや、9月入ってもうすぐお彼岸だというのに外の気温が33度とか・・・
うーん…暑さ寒さもなんとやらといか言うけどホントにそうなんですかね、ちょっと疑わしい限りです。
さてさて、今回はまだまだ記事を入れていかないといけないのですが、レザークラフトを始めて2番目に作ったものです。
黒ヌメとクロコダイルのハーフウォレット
レザークラフトやりたてのヒヨッコがなぜクロコダイルという強敵に挑んだのか、未だに甚だ疑問ですが・・・
東急ハンズ効果っていうか、ちょうど安く手に入ったんですよクロコダイルが。
響きもかっこいいじゃないですか、クロコダイルって。
七武海的な意味で(違
単純に1作品目がパイソンだったので、蛇の次はワニにも挑戦してみようっていうことでしょうかね。
まぁビギナーズなんとかっていうアレですよ、アレ。
最初に作ったものがちゃんと形あるもの完成して調子に乗っちゃった的な?
ドラクエ3で言ったらやっとアリアハンから出て旅の扉使ったと思ったら調子に乗ってシャンパーニュ地方まで行って全滅みたいな。
いや、全滅は別にしてないですけど(笑
で、なぜかこれ実は何も知らない頃に作ったものでかなり雑です。
特にワニについて何も知らなかったというか・・・
ワニが刃物を通さない
ということすら知りませんでした。
これ、常識らしいです。
確かにその、なんていうですかギュスターヴみたいにそりゃモンスター化しちゃったやつなら当然ですけどね。
野生生物の中の1頭なはずなのに固有名詞がついてるってどんだけ恐れられてるんですかねホント。
ま、話を戻すと初心者にありがちな、「お店に売ってるんだから作ろうと思えば作れんべよ」っつー考えは今すぐ捨てた方がいいです、ええ。
ホントに泣きをみることになりますこれマジで。
もともと爬虫類は好きですけどワニって日本にそんないないじゃないですか。
つか爬虫類の中でも、ヘビ、トカゲ、カメってのはもともと日本に存在してて馴染みがあるけど、ワニって馴染みがないから全然知らんし。
その結果、使っていた当時の革包丁は刃こぼれし、目打ちは刃がボロボロになり、さらには菱ギリと針まで破壊されました(泣
あいやー…これじゃいくらなんでも代償がでかすぎます。
だけど、ここは男、あまりのワニの強さに驚愕しつつも、これだけ道具を失いながら作ったものなので意地でも完成さしてやる!
ってことでかなり頑張って加工してたのを覚えてます。
特に、インレイしてる部分がワニの背板で邪魔されて、目打ちすら通らない状態になってしまっているので、上側に使う黒ヌメにアタリで目打ちで穴をあけて、接着後にダイヤモンドリューターで穴を一個づつ空けて何とかなりました。
決死の覚悟で作った経験値の塊です。
かなりの経験値になったと思いますがその代償が大きすぎて泣きそうでした。
ちなみにクラウン部分もあるんですが、その辺は革が分厚いので使ってないです。
とにかくこれで一安心、一見落着・・・
と思いきやここで問題が発生!
しばらく使用感を確かめようと使っていた時に気づいたこと
磁気定期券がギリギリで入らない・・・
JRのSuicaしか使ってない時期に作ったものだったので磁気定期券の寸法を考慮するのをすっかり忘れていたとは。
と思ったけどお札入れ2重にしてあるし、手前の部分に定期入れていけば問題ないんですけどね。
結局、使えはするものの、お尻ポケットに入れて使ってるとあまりにも硬い上にお尻がそのうちちょっと歪んできたりするので現在は使わなくなってしまいました。
まぁ最初に作ったものが実用性に富んでいるかといえばそうでもなく、そのうちに改造やなんかを重ねて使えるものが出来てくるんですよね。
厚みはそんなにないはずなんだけどやっぱクロコの革(というか背板)が相当硬いのかーと思います。
後日談として
東急ハンズ渋谷店に良く仕事の帰り寄るんですが、そこでいろいろ今回のことを話したところ
そもそも素人でワニ背革を買ってって加工しようとすること自体が結構無謀で加工しにくい部分だから安く売ってる
みたいな感じでした
とりあえず、ひとつのものは完成したのでまぁいい経験かなと。
次回からは革包丁とかは使わないで切るようにします。
じゃないと経費が・・・
ということで今度は浅草橋の革屋さんに相談だー!
と意気込んで革屋さんに聞きました。
こういうのを加工する場合は基本すごい高い(もちろん刃こぼれしないような)ハサミを使うらしいです。
植木ハサミの強力な奴とかそういうのであれば、平気でバリッバリッて切る(というより折り切る)ように使うんだとか・・・。
エイやなんかもそういう感じで加工するといいよ、ってアドバイスをもらいました。
ただねー、まだ1枚茶のワニが家にあるのでそれをどう加工して行こうか現在思案中でもありんす。
作品データ
作品番号 : HW-001
使用した革の種類 : 黒ヌメ(1.0mm,1.5mm,2.0mm)、クロコダイル(背)
■革製品に関しての特性、ご注意などは【紹介・ご注意】をお読みください。
【紹介・ご注意】
■型紙から制作しているので、1からのオーダーメイド制作も可能です。
サイズや機能面から、または予算に応じたものをご提案も可能です。
ベース価格はあくまで牛ヌメ、豚ヌメを使用した場合の基準価格ですので、素材により価格は変動します。
詳細はオーダーメイドのまとめページをご覧ください。
オーダーメイドのまとめ
■素材の詳細や在庫などは下記の【カスタマイズ項目に関して】をご覧ください。
■変更可能なカラーや素材に関しては、お気軽にお問い合わせ下さい。
また、折りや曲げに不向きな素材(ワニの背中など)では制作できないアイテムもあります。
※制作している商品にはすべて刻印が入っています。
※閲覧環境により、掲載写真と実際の色に誤差がある場合があります。
かぼちゃへっずWebショップ
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購入できるサイトの中では再安価で購入できます。
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