オーストリッチのバッグの修理 その3
こんばんは、レザークラフトかぼちゃへっずです
ついこの間雪が降ってあれあれ大変ですねって感じになりましたが、何事もなかったかのように路上の雪も溶けてきました
が、日陰はいまだに雪が残っててウムゥ・・・って感じです
ちなみに我が家は台所の外に自家水用のモーターがあるんですがそのモーターを囲むように鉄の足で出てきた棚があって
その棚にサボテンやら多肉やらを載せておいたんですが
どうやら屋根から落ちてくる雪がその棚に降ってきて棚を破壊(鉄なのに折れてました)し、棚が転倒
更に落ちてきた雪でそこにあったサボテンたちが全部雪に埋もれるという大惨事になりました
一晩のうちにそんなことに・・・
ちなみにサボテンは一部折れてましたが、まぁサボテンなんで大丈夫でしょう(笑
なんたって折れた頭は土に挿しとけば復活するし、成長点を失った胴体からは棘座のところから子株が出てきて
あら不思議、1本だったサボテンが折れたことによって合計6株に増えちゃった!
という事になるのです
さて、バッグ修理の記事の続きです
前回までの記事
[オーストリッチのバッグの修理 その1]
[オーストリッチのバッグの修理 その2]
ショルダーバッグをハンドバッグに修正する過程で、マチの部分を主に修正しました
ってことで今回は大掛かりな作業がここで発生します
ってのも、ハンドバッグにするってことはもともとなかったハンドルをつけなきゃいけないわけです
んで、いくら分解したところで同じ素材がない上にこの素材が色あせもあっての今の色なので同じオーストリッチの素材が無いんです
例えメーカーにあったとしても、デッドストックだと箱に入れて冷暗所なので色は当時のまま
使ってるものは青が抜けてグレーみが出て来るんですが、まったくと言っていいほど別の色になっちゃうという罠があります
なので、出来るだけ使えるものは限界まで移植・・・しないと無理よね
素材が限られているので、いかにうまく使うかにかかってくるためショルダーバッグのストラップを全部使い切ってハンドルに変える事にします
おおよそハンドバッグにした場合の長さで2本取れる箇所+折り代を計算してクリップで留めてあります
これ以上長くするとパーツが足りないし、これ以下になると他のパーツが足りないというギリギリを攻めます
そして、ちょん切ったもの
元々調節用についてたバックルの部分はハンドルに変えた時にもデザインとして残る用に配置したいので
(うまくやらないと手で握るところにバックル来たら困るので)
そのあたりも考慮しつつ切り出してます
ちっこいパーツはハンドルの金具をつける土台になる部分になります
ギリギリのサイズで4パーツ取れたんで何とか安心です
このストラップの元々の幅を図ると大体21.8mmくらいなんで、22mmで考えます
mm以下測れるノギスじゃねぇっじゃん!て思いますが、この辺の幅とかはそんなに気にしなくても大丈夫です
むしろmm単位くらいのアバウトで切り出した方が金具との間での余裕が出るので問題ねぇです
.数mmまで金具に合わせて作ると断面に仕上げ剤の塗料ぬるとキツキツになってしまったりしますんでね
という事で、バッグの角カンは24mmのものを用意
両脇に1mmずつ内径に余裕が出るんで、十分でしょう
これが22mmだとちょっと余裕がなさ過ぎて実用的ではないかもしれません
見た目はすっきり綺麗かもしれませんが、使いづらかったらあんまり意味がないんでちょっと余裕は持たせましょう
飾るモンじゃなくて、使うモンなので
そして、ストラップだったものがハンドルパーツに変わりました
バックルがあった部分もうまくデザインとして残してあるんで仕上がりは普通にストラップになるよりもちょっぴりかわいさを残してます
あと、元々の形や思い出はできるだけ残したいので
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カテゴリー:修理・修正