【道具紹介】革ポンチ（シェイプパンチ）

革ポンチ（シェイプパンチ）はレザークラフトで使う道具です。

革ポンチとは、レザークラフトで使う用途としては主に穴あけ、というかそれ以外に使い道はないんだろうけど穴をあける道具の一つです。
ポンチだったりパンチだったり売ってるお店だったりで名前が安定しないんですが、要は「革に穴を空けます君」ってことで認識しておけば問題ないです。
1本に対してサイズが一つしかないアイテムのため、実はサイズごとに何本も買わないといけないという状況になってしまうのを考えるとちょっと高めです。
例えば革ひもで縫う程度なら自力で穴を空ける事は可能ですが、カシメやハトメなどの金属パーツを取り付ける際はそれにあったサイズのポンチがないと上手く出来ないためそういった場合には必要になってきます。

革ポンチの種類

レザークラフトで使う革パンチの種類はいくつか有ります。
メーカーによって違うんですが、直径表示のものと号数表示のものがありちょっとわかりにくいです。
売り場で混在しちゃってたりすることもあり、気がついたら同じサイズの穴なのに○号って書いてあるものと○mmって書いてある革ポンチが家にあったりもします。
ちなみに画像の一番左のものはハート型の穴があいているんですが、これはシェイプパンチっていう名前です。
これはシェイプポンチではないらしいです。

そして、革ポンチの中にはこういうものもあります。

革専用のパンチでちょこちょこたくさん買っているわけにはいかないんだ！っていう人向けなのがコチラ。
実は刃先だけ取り換える事が出来て、いろんなサイズの刃が付いていて付け替え式の革用パンチです。
これは1mm,1.5mm,2.0mm,2.5mm…と0.5mm間隔で5コ付いています。
ただ、あまり大きい大きさのものは専用で買わないとなのでそういったものが必要な場合は残念だけど購入しましょう。

家にはないんですが、菱目打ちの4本目みたいに革ポンチが4つくらいつながってる何連ポンチなんていうのも売ってます。
レース編みするときに外周をずれなく穴あけしていくのか、ベルトに等間隔で穴を空けるための道具なのかはわかりませんがそういうものも便利ですね。

革ポンチの使い方

革ポンチは先の部分にサイズに応じた穴があり、刃が付いています。
その為、穴を空ける革に対して垂直に革ポンチを立てて、上から木槌などで叩きこむとちょうど中に革がくり抜かれて入る仕組みになっています。
3mm厚のヌメとかベルト用の革だとちょっと苦戦しますが、そこまで厚みがなければ手首のスナップでコンコンと叩く事でそこまで力は必要無く空きます。
ちなみに、抜けなくなってきたら革ポンチの刃を砥ぐか新しいのを買えるかのタイミングかなと思います。

革ポンチの入手方法

レザークラフトショップに行けば確実に革ポンチは売ってると思います。
金具、特にカシメやハトメなどが置いてあるお店はセットで革ポンチがないと使えませんので、探してみる必要があります。
近くにショップがない、という方はインターネットでも簡単に探すことが出来ます。

革ポンチ/シェイプパンチはこちらから購入できます（amazonリンク）

■革製品に関しての特性、ご注意などは【紹介・ご注意】をお読みください。
【紹介・ご注意】

■型紙から制作しているので、1からのオーダーメイド制作も可能です。
サイズや機能面から、または予算に応じたものをご提案も可能です。
ベース価格はあくまで牛ヌメ、豚ヌメを使用した場合の基準価格ですので、素材により価格は変動します。
詳細はオーダーメイドのまとめページをご覧ください。
オーダーメイドのまとめ

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