たびたび起こる型紙の修正ってやつ

こんばんわ、レザークラフトかぼちゃへっずです

気がついたらもう6月です
6月って言うと何があるかな？って考えてもあんまりパっと出てこないですよね
6月6日・・・雨ザーザーの日
6月16日・・・初めてしいたけを美味しく食べれたしいたけ記念日
このくらいしかありません（笑
梅雨に入るんだろうけど、雨は嫌いじゃないですが湿度が高いのは苦手なんで梅雨の雨の日の満員電車とかもうまじやばいです

さて、いろいろ作ってると必ず起こることが修正っていう儀式？です
まず型紙を作ります（step 1）
サンプルを作ります（step 2）
動作チェックします（step 3）
型紙を直します（step 4）

っていう感じで、だいたい一つのものを作るのに一度くらいは型紙を修正する必要があります
そんなものは一発で作れるのが一人前だ！とか言うひともいますが、別に一発で作る意味があるのかどうなのか謎です
あと知り合いとかにもよく言われるのが、一つのものを作る制作時間は革を切って縫い始めるところからだと思ってるひとも多いです
実はそうじゃなくて、型紙を作ってサンプルを作ってチェックしてもうちょっと短くとか長くとかそういった部分を直して、最終の型紙を作る必要があって、その後に実際に革を裁断して縫ったりします
ので、ぱっとどこかから型紙が湧いて手に入るものでもないので、そこも時間がかかります（笑

だいたい1弾目の型紙なんてこんな感じになって自分でも読めないような文字がたくさん書かれてます
これはプロトタイプの型紙を作ったあとに、サンプルを作ってみてそれを見てここはこうしたらいいかな？っていう程度の案です
このあとに赤で修正箇所のポイントに○を付けたり数値を記入したりして修正する部分の洗い出しをします
で、これをもとに各部を修正してそれで最終版にするか、バージョン1として作ってみるかっていう判断をしてから作ります
バージョン1として出すのは、実用するのに支障がない状態になった時点で一旦完成として、バージョンアップが検討できる場合にやります
例えばポケットの追加ができるものだったり、サイズを少し大きくしてほしいっていう希望があったりっていうのがあります
そうなったらバージョン1とバージョン2はシリーズの別物になるのでバージョン1が廃盤になるわけではなく、サイズ小とサイズ中みたいな感じになって両方が生きる形になります

これ→[極小ミニミニ財布 Msize]は、もともとちょっと出とかで持ってくミニの財布なんで、あまり膨らんだら困るからスッキリさせたいっていう人向けになってるんで、ポイントカードとか名刺サイズのものは入らないです
が、女性とかはパーティーなんかに持っていきたいっていう声もあったんで、それ考えたら確実に名刺もらうよなーとか思うと名刺入るサイズもないとダメだなと言うことでバージョンアップの名刺対応サイズもこれから作る予定になってます
LサイズあればMサイズいらないかなと思われがちですが、Lはポイントカード入っちゃうので結果として財布が膨らむ原因になるからスッキリ持ちたい人はやっぱMサイズになりますね

ということで、日々型紙の修正とかバージョンアップを検討したりしてますっていうお話

■革製品に関しての特性、ご注意などは【紹介・ご注意】をお読みください。
【紹介・ご注意】

■型紙から制作しているので、1からのオーダーメイド制作も可能です。
サイズや機能面から、または予算に応じたものをご提案も可能です。
ベース価格はあくまで牛ヌメ、豚ヌメを使用した場合の基準価格ですので、素材により価格は変動します。
詳細はオーダーメイドのまとめページをご覧ください。
オーダーメイドのまとめ

■素材の詳細や在庫などは下記の【カスタマイズ項目に関して】をご覧ください。

■変更可能なカラーや素材に関しては、お気軽にお問い合わせ下さい。
また、折りや曲げに不向きな素材（ワニの背中など）では制作できないアイテムもあります。

※制作している商品にはすべて刻印が入っています。

※閲覧環境により、掲載写真と実際の色に誤差がある場合があります。