エイ革の財布を制作中です

こんばんわ、レザークラフトかぼちゃへっずです

つい先日母がどこかからいただいてきたジャンボししとうみたいなやつがあったので、料理しようとしたら実はただのバカでかい青唐辛子だったことが判明してワーイ唐辛子だーと喜んでるところでありますが
レギュラーサイズの唐辛子と違って熱が加わると辛味があまり出ないのかちょっと残念なのでササッときんぴらとかにしましょうかね
青唐辛子のきんぴらとかちょっといい感じじゃないですかねー

さて、以前「ついに折れたぜ菱目打ち」って記事を書きましたが、何かと前からエイに携わることが多くていつの間にかエイとは仲良しさんになっちゃうんじゃないかと思うくらいエイをいじったりしてます
もともとエキゾチックレザーを結構使ったものが多いんですが、その中でなぜか一番多いのがエイ
周りにエイ好きな人が多いのか、なぜかエイでの制作が増えてます

んで、エイってのは革っていう名目で売ってるけど実際に言えばこれは革とかそんな生易しいものではなくてカルシウムだかそういうのか石灰質かがポツポツとあって一枚のうっすい骨状の板みたいになってると思えばいいです
現に表皮を引っぺがして、その中にあるのがいわゆるエイ革と言われているものらしいので
石のシートとか骨のシートとかそんな感じのイメージです
それゆえ、ほかの革に比べたらもちろん強いです全体的に
ただその分硬いので道具が破損することも・・・
攻略法はわかってるので、地道にやれば問題ないんですけどね（笑

革・・・かなぁこれと思いますよね
ちなみに、これだけだと厚みがバラバラで非常に厚みのある場合とちょっと薄くてしなかやかなエイとあって産地なのか便によって違うのか硬い場合と柔らかい場合があります
個人的には曲げが入ることが多いから柔らかいエイのほうが当たりかなと思ってます（笑

今回はそのエイを使ったハーフサイズの財布ってことなので、久々にハーフウォレットの内装を組んでます
ハーフだと小銭入れの向きとか、カードの方向、向きとか考えると使いなれた方向じゃないとなかなか慣れなくてこまっちゃいますよね
最終的には小銭入れは小銭をぶちまけない構造であればいいんですけど、やはり馴染んだ形ってのがあるのでなるべくそれに近い形のを次も使いたいなって思ってしまうものです

さて、ここが骨が折れるポイントなんですがエイそのままだとちょっと厚みがあって大変なのでインレイするにしてもヘリ側7mmくらいは漉きをしないと後で痛い目を見ます
というのもエイは革っちゅか骨っちゅか石なのでそこを通常の革と同様に穴をあけて縫ってっていうことをしていくわけで、なるべく縫うところは薄くしておきたいところです
とはいえ表面が硬いだけで、裏面（肉面）は通常の繊維質なので通常の革とあまり変わりはありませんがここで漉いておくとあとあと楽になります

まぁぶっちゃけ菱目が折れたりするくらいの硬さもあったりするので慎重に作業しないといけないものではあります
革包丁で切ろうもんなら刃もボロボロってしちゃうので切るなら別たちとか使い捨てで刃が取り換えられるようなものを使うといいかと思います

■革製品に関しての特性、ご注意などは【紹介・ご注意】をお読みください。
【紹介・ご注意】

■型紙から制作しているので、1からのオーダーメイド制作も可能です。
サイズや機能面から、または予算に応じたものをご提案も可能です。
ベース価格はあくまで牛ヌメ、豚ヌメを使用した場合の基準価格ですので、素材により価格は変動します。
詳細はオーダーメイドのまとめページをご覧ください。
オーダーメイドのまとめ

■素材の詳細や在庫などは下記の【カスタマイズ項目に関して】をご覧ください。

■変更可能なカラーや素材に関しては、お気軽にお問い合わせ下さい。
また、折りや曲げに不向きな素材（ワニの背中など）では制作できないアイテムもあります。

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