ラウンドファスナー財布製作その4 - 革工房かぼちゃへっず

ラウンドファスナー財布製作　その4

こんばんわ、レザークラフトかぼちゃへっずです

先週いきなり急に寒くなった時期があったと思ったら急に真夏みたいに暑くなって体がついていかないですよなこれは
体が重かったり手足に力が入らなかったり、1番あれなのは腰がイャーってなってギャーってなってヘルニァ～ンってなる感じですね
トレビアーンのノリですが、感情は真逆です

さて、ラウンドファスナー制作の続きです
前回のは記事はこちら→[ラウンドファスナー財布製作　その3]

本体の内装の部分が後ちょっとで出来上がるところまで来たので、とりあえずテープ貼って形が崩れないように（ファスナー剥がれないように）して保存しときます

んでここで、ちょっと小腹も空いちゃったりするんですがあのアイス買った時についてる木のスプーンがないことに気が付きます
これじゃアイス食べれないよー！ってなわけで、手元にあった適度な革を見つけてきてスプーンの形をケガキします
ちなみにこの時の革の伸びの方向は横側の方がいい感じです
使い捨てってことも考えて何枚か作っておきます

アイス休憩が終わったら、前回作った内装を揃えておきます
機械とかで穴まで開けちゃったり型紙に穴がついてるパターンじゃないので、その時組み合わさった外側と内側しかセットにならない感じです
正確じゃないと言われればそれまでですが、そこまで正確なものであれば手で作る必要もないですしただの安売りの量産品になっちゃいますしね
あくまでひとつずつ穴開けてやってます
とはいいつつそんな大きな誤差がない限り、どれとどれ合わせても強引に合わさっちゃうもんですけどね（革って伸びる素材だし）
無理にそんな事する必要もないので、ちゃんとペアを考えてペア同士をセットにしておきます

でこっから糸の色合わせがあります
上の画像はピンクの素材ですが、糸はどっちにしようかなーって
左は赤です、右はピンクなんですがちょっと白っぽい淡いピンクなんですよね
ただ白糸だとちょっと目立っちゃうし、赤だと埋もれちゃう気がするんで、今回は右の淡いピンク糸を使います
糸の色候補がいくつかある時は、何本かこうやって選んだりもします
両方決められない時もあるんで、そういう時はハギレ染めてサンプルで2パターン縫って考えたりします
ド裏の話なんで、制作工程にはないと思ってる人も多いですが、時間はこういうところでもかかったりします

ここで縫い始めるわけですが、ファスナーの上と下を間違えないように内装と外装のペア組んだやつをセットで縫います
間違えないように同じ側にテープ貼ってあるんで、縫う時は同じ記号のテープ貼ってある同士の面をくっつけて縫うか、テープ貼ってない面をくっつけて縫うかどっちかで間違えることはありません
あと、スライダー側から縫うか、ケツから縫うかは人によって違うと思いますがスライダーが待機してるところから縫った方が幾分か楽な気がします
穴間違えると悲惨なんで、穴合わせしてから縫います

■革製品に関しての特性、ご注意などは【紹介・ご注意】をお読みください。
【紹介・ご注意】

■型紙から制作しているので、1からのオーダーメイド制作も可能です。
サイズや機能面から、または予算に応じたものをご提案も可能です。
ベース価格はあくまで牛ヌメ、豚ヌメを使用した場合の基準価格ですので、素材により価格は変動します。
詳細はオーダーメイドのまとめページをご覧ください。
オーダーメイドのまとめ

■素材の詳細や在庫などは下記の【カスタマイズ項目に関して】をご覧ください。

■変更可能なカラーや素材に関しては、お気軽にお問い合わせ下さい。
また、折りや曲げに不向きな素材（ワニの背中など）では制作できないアイテムもあります。

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