ウミガメのラウンドファスナーミドルウォレットその2

ウミガメのラウンドファスナーミドルウォレット　その2

こんばんは、レザークラフトかぼちゃへっずです

先日地元のイオンに買い物行った時にイオンの中に入ってる生地屋さんで可愛いハリネズミの生地をみっけてしまって買っていまいました
和柄のものが結構好きなんですが、それと同じく実は動物系のアニマル柄も好きだったりして
アニマル柄ってもヒョウ柄とかのアニマルプリントではなく、動物そのものがプリントされてるやつです
ハリネズミさんとか、しろくまさんとか、ぞうさんとかそういう感じです
気がついたら色々生地が増えてきたので、ちょいちょい作ってマスクにでもしていこうと思うです

さて、話は変わりますがラウンドファスナーのお財布を作ったお話
前回の記事→[ラウンドファスナーミドルウォレット　その1]
ウミガメは前回登場してないので、タイトルが違いますが今回から登場です

小銭部分まで作っておいたので、本体部分とカードポケットパーツをパイルダーオンします
ここのパーツがねーほんとはもっとポケット広くしたいんですがそうすると縫込みがすごい難しいというか
ただの平面なら5mm程度で縫えるんですがここは5mmだとどうしてもかなり歪ませながら縫わないと縫えなくなっちゃうので余裕を持って縫うことにしてます
何事も余裕がないとと思ってますが、パスケースとカード単体で使うカードケースに関しては余裕！ダメ！って感じになってます
うちのパスケースとかカードポケットがやけにきついな・・・と思った人も多いと思いますが、それには理由があって
余裕を持った作りにすると1ポケットに複数枚入れたくなるのが人間のサガってもんです
そうなるとそのときはいいんですが革って伸びるんで、余裕があるポケットで更に余裕が出来てしまうと
そしてそこにその枚数ずっと入るならいいですが中身を抜いて1枚にした結果・・・カードは簡単にスポっと抜け落ちてしまってICカードやらを紛失する事故につながってしまうんで
あまり複数枚入れないようにわざとキツキツにしてあります

そして今回のお目玉
ウミガメの革です
今となっちゃもうかなりの貴重品で、激激激レア素材になっていて現在は捕獲禁止になってます
なので今あるものはすべてワシントン条約で規制される以前に日本に入ってきたものがあるのみなので残りわずかという状況です
特に鞄屋さんなどで仕入れたけど製品化されずに素材だけ残ってるものや、すでに製品化されたけど売れ残った物をバラして素材（ハギレ）として売ってる場合もあります
特徴的な部分を大きく使いたいので、ピッタリサイズで裏側に印をつけておきます

んで、ちゃんと裏張りをしないといけないので裏貼りをします
裏貼りといっても市販品のように生地とか芯材とかではなく、革で裏張りします
何革を使うかはその時とその素材によって変わりますが、基本は牛ヌメか豚ヌメのどっちかです
クロコやらエイやらの元が厚くて強度のあるものは薄くて柔らかめの豚ヌメ
ヘビやらの薄くて柔らかい素材の場合は硬めで強い牛ヌメ
みたいな感じです
更に間に芯材を挟む場合もありますが、あまり硬くなってしまうと使い勝手に影響が出るんで適度に
裏貼りしてから切り抜いて処理して、事前に穴を空けておきます

■革製品に関しての特性、ご注意などは【紹介・ご注意】をお読みください。
【紹介・ご注意】

■型紙から制作しているので、1からのオーダーメイド制作も可能です。
サイズや機能面から、または予算に応じたものをご提案も可能です。
ベース価格はあくまで牛ヌメ、豚ヌメを使用した場合の基準価格ですので、素材により価格は変動します。
詳細はオーダーメイドのまとめページをご覧ください。
オーダーメイドのまとめ

■素材の詳細や在庫などは下記の【カスタマイズ項目に関して】をご覧ください。

■変更可能なカラーや素材に関しては、お気軽にお問い合わせ下さい。
また、折りや曲げに不向きな素材（ワニの背中など）では制作できないアイテムもあります。

※制作している商品にはすべて刻印が入っています。

※閲覧環境により、掲載写真と実際の色に誤差がある場合があります。