エイ革のマネークリップ制作 その1
こんばんわ、レザークラフトかぼちゃへっずです
気温の変化が著しい時期で、昨日と今日の温度差が10度以上っていう時もありなかなか体がついていけないのか一時期炎症5冠王となっていました
ロックマンの最後の方のステージでボスラッシュになるのと同じ感覚です
さて、今回はエイのお話
前にパイソンのロングの財布を作ったんですが、今回エイで作って欲しいってことだったんでエイを調達
しかも財布というよりは小銭入れを別で持つからマネークリップにしてほしいとのこと
まぁまぁある程度の大きさくらいのエイなら柔らかく使えるんで、ハーフウォレットサイズのエイなら大丈夫でしょうって事で決行
(懸念点があった理由は後ほど)
で、中の仕様としてはカードが入るようにカードポケットが欲しいとのことだったんでカードポケットを通常の財布と同様に
ただ、厚みをあんま出しても不格好なんでどうしたものかと
とりあえず外側が黒のエイなんで、内側は同じく黒に合わせるか、黄色系にするか
メリハリのある赤にするか
って考えても艶赤が1番高級感もありそうなんで、艶赤に決定
地道に手で染めます
大きいハケ使ってもいいんですが、ムラが出るのでこの写真みたいに指先くらいの布で染めます
染めるー染めるーおれーたーちー
染め終わったら下処理をして、ひとまず染は終わり
綺麗に染まって艶々しておりますな
この時にポケットの切れ込みと縫い穴も開けちゃいましょう
今回調達したエイはこちら
ギリギリのサイズくらいで買わないとエイはお値段もそこそこお高いですし、ピッタシのものに出会う確率がとても低いです
というのもロングウォレットサイズはそこら中に売ってたりする(時期による)時もあるのに、ハーフサイズだと全然出てなかったり
そもそもロングウォレットサイズ以下は業者が商品にならないと思って売りに来てなかったり、現地を出てない事も多いらしいです
大きすぎても小さすぎてもちょっと入手困難な素材です
表側に印は付けにくい上にあまり付けたく無いので、裏側に使う範囲をマーキング
これを見ると、お?両脇結構余裕あるじゃん!と思いますが
表側を見てみれば分かる通り、両脇のエンガワみたいなビロビロの部分は石がついてないので残念ちゃんです
今回は型紙持って探しにいって、型紙より若干大きい物が見つかったので良かったです
外側の有効範囲に裏貼りをして、切り出した直後です
この石のシートに何度悩まされたことか、間違っても革包丁なんかで切っちゃダメです
いや、別に何が正解とか不正解ってわけじゃないのでダメとは言いませんが、刃こぼれしちゃうので革包丁で切るには向いてないですね確実に
使い捨て出来る大きめの刃がでかいカッターとかああいうので切るかしないと毎回刃こぼれ→刃を砥ぐを繰り返すと刃も減っちゃいますしね
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