ヤギ革のカードサイズミニウォレットその1

ヤギ革のカードサイズミニウォレット　その1

こんばんは、レザークラフトかぼちゃへっずです

なんか色々と大変な世の中になってきましたね
コロナがパンデミックみたいな
学校がお休みになったり、テレワークになったりってなってますが
結局テレワーク対応できる仕事なんて一握りしかないので、残りは全部出勤しますし
学校が休みだろうと親は仕事にいかなきゃいけないし
子供の面倒見なきゃいけない人は仕事休まなきゃいけないだろうし
どっちに転んでもハードモードしかないっていう状況ですよね

さて、今回はミニっちい財布のお話
オリジナルモデルはこれ→[カードサイズミニウォレット]
軽くて白い革で作ってくれぃ！っていうものだったんで、できるだけ軽くできるだけ白いものを探すことに
って行き着いたのがヤギ革
ヤギって軽いですよね、なんか牛みたいにガッチリしてない分めっちゃ軽い
けど使ってくと柔らかくなるっていうなかなかいい感じです

白い革ってのはどうしても真っ白にはできないので、ある程度の白っぽい感じの下地に白い顔料？塗料？を吹き付けて白くしてる感じですよね
もしくはめっちゃ薄い白いフィルムをはっつけてる感じ？もあると思います
なので傷つけるとハゲて地の色が出てくるのはどうしても仕方ないです
表面は真っ白ですが、断面はグレーっぽい下地感です

このカードサイズミニウォレットは基本全部同じ革で作ることが多いんで、内装も何もかんも同じ革になってます
なので部分的には厚みを変えないとだったり場所によっては漉きを入れないとだったりと
全部1ミリ！ってわけにはいかないです

シンプルな構造になってるので、あまり厚みを入れないようにしてます
そのため小銭入れは裏貼りしないで作ることが多いです
裏貼りしてもいいんですが、厚みがでて硬かったり融通効かなくてうぜぁぁぁ！！ってなる可能性が高いんでおすすめしません
蓋が頑固で反発してくると使いにくいんで蓋が馴染んで閉まるように作ってます

ここ三枚くらいパーツ重なるんでちゃんと半分くらいに漉いてます
0まで漉いちゃえって言う人いますが可動する部分を0にしちゃうとミシン目みたいにペリペリって切れてっちゃうんで可動部に関しては半分程度までしか漉かないようにしてます
可動しない部分に関しては結構ギリで漉いても問題ないかなーと思います

フィルム貼っつけてる革の話でおもいだしましたが
安い本革製品は床革を黒く染めて、表面を磨いた上で黒いフィルム貼っつけて本革感を出してるみたいですしね
床革なのか！って思いますが、ベルトとか靴とかは結構そういうものが多いと聞きます
見た目あんまりわからないみたいですけどね
フィルムにシボがついてれば吟面感演出できますし
まぁそんなこと言ったらコードバンも床革磨いたやつですし、種類は違えど床革も使いようによっては使えるってことですね

■革製品に関しての特性、ご注意などは【紹介・ご注意】をお読みください。
【紹介・ご注意】

■型紙から制作しているので、1からのオーダーメイド制作も可能です。
サイズや機能面から、または予算に応じたものをご提案も可能です。
ベース価格はあくまで牛ヌメ、豚ヌメを使用した場合の基準価格ですので、素材により価格は変動します。
詳細はオーダーメイドのまとめページをご覧ください。
オーダーメイドのまとめ

■素材の詳細や在庫などは下記の【カスタマイズ項目に関して】をご覧ください。

■変更可能なカラーや素材に関しては、お気軽にお問い合わせ下さい。
また、折りや曲げに不向きな素材（ワニの背中など）では制作できないアイテムもあります。

※制作している商品にはすべて刻印が入っています。

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