恐竜化石カービングのラウンドファスナーロングウォレットその4

恐竜化石カービングのラウンドファスナーロングウォレット　その4

こんばんは、レザークラフトかぼちゃへっずです

そろそろ春めいてきたのか、家にある多肉ちゃん達が少しずつ目覚めてきた気がします
今まで寒い冬に耐えるように葉っぱを閉じたりぎゅっと引き締まった姿だったものがだんだんと開いてきて、陽を浴びる準備をしているようなしていないようなそんな変化をちょっと感じました
特にオジギソウみたいにぴったりとはっぱを閉じてしまっていた不死鳥も今は全開に葉っぱを開いているところを見ると
あ、春はすぐそこだな
なんて風に思ってり

不死鳥って名前の割には意外とデリケートかもしれません（笑
もっと冬でも平気でバンバン子株つけてバンバン増えてバンバン成長して・・・って感じではないみたいです

さて、前に書いてたやつの続きのやつの続きのやつです
ややこしいので過去のは下に

前回までの記事
恐竜化石カービングのラウンドファスナーロングウォレット　その1
恐竜化石カービングのラウンドファスナーロングウォレット　その2
恐竜化石カービングのラウンドファスナーロングウォレット　その3

オリジナルのスペックはこちら→ラウンドファスナーロングウォレット【Mサイズ】

前回カービングするのに転写したとこで終わってたんで今度は転写した線を切っていきます
切るっても別にくりぬくわけじゃなくて、特殊なナイフ（分厚い両刃のやつ）で表面を切る感じです
大体2mm革を使うんで、体感で半分くらいまで刃が食い込めばいいかな？と思ってますが、人によっては2mm革で1.5くらいまで食い込ませるみたいな話も聞くんですが別にそれをやらないといけないというものでもないのでそこは個人の感覚でいいんじゃないかと思います

これは線画に沿ってナイフを添わせていく感じで切ってます
レザークラフトの道具は色々あって、実は専用のものじゃなくても代用できるものが多いんですがこればっかりはなかなか難しいかなと思います
やるとしたら、かなりふと目で大きなマイナスドライバーにグラインダーで両刃をつける感じで作ればできなくはないかな？と思いますが
それなら買った方がいい気がしますしね（笑

見える部分の線を全部切って処理するとこんな感じになります
この時点では結構シンプルな感じなので
お？そんな激しくないじゃない
っていう感じもしますが、これから結構ガンガン叩いていくとイメージが変わってきます

で、全部叩いて輪郭が出たところです
叩いてから乾ききるちょっと前にオイルを結構塗ります
カービングで結構湿らすので乾いていくたびに油分奪っていくみたいな話も聞くので、なるべくバリっとしないようにオイル塗ります
これでいいんじゃないか？と思いますが、これはオイル塗った時だけで乾いたらほぼ見えなくなって凹凸も目立たなくなるので長い年月欠けてエイジングしたいって人はこれでもOKです
が、今回は墨入れみたいな感じで黒を入れます

カービング用の黒いインクを練って入れて拭いてってやるとこんな感じになります
前に作ったミニ財布もそうですが、恐竜化石以外の部分（土に当たるところ）の凹凸が均一じゃないじゃないか！
って思う部分がありますが、発掘された模型とかを見ると綺麗に均されているものと、結構デコボコして地面感が強いものがあって
子供のころから見てた展示の化石がこのタイプなんで、雑っていうとちょっと違いますが、均等に綺麗に打ってないです
両脇のすごい微妙に見えるところはカットするとこです
あとは使っていくうちにエイジングして少しずつ高さがある部分が変色して馴染んできて、奥まった黒い部分とグラデーションになるのを待てば完成の姿になります

■革製品に関しての特性、ご注意などは【紹介・ご注意】をお読みください。
【紹介・ご注意】

■型紙から制作しているので、1からのオーダーメイド制作も可能です。
サイズや機能面から、または予算に応じたものをご提案も可能です。
ベース価格はあくまで牛ヌメ、豚ヌメを使用した場合の基準価格ですので、素材により価格は変動します。
詳細はオーダーメイドのまとめページをご覧ください。
オーダーメイドのまとめ

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