牛ワックスレザーの8枚接ぎキャスケットその2

牛ワックスレザーの8枚接ぎキャスケット　その2

こんばんは、レザークラフトかぼちゃへっずです

最近低浮上ですが、ちゃんと生きてます
ずいぶん前にですが公開したレザークラフト虎の巻っちゅう、ちょっとした解説的なコンテンツがあるんですが
あれをリニューアルしようと思って（機種変して画質上がったもんで）
更にもっと詳しく解説できるところは詳しくしたり、と思ったんですがまず必要な写真を撮り直すって作業から始まり・・・えらい大変な感じになってきてしまってずっと低浮上です
英語で言ったらテイフジョーです
ということで、しばらく低浮上が続いたら
あ、写真撮り直しとかコンテンツの精査に時間かかってんだなー程度に思ってください
あれを見てレザークラフト始めました！って人なんかも結構いたりして、実は見られてるところなんだなーと思ったんでゆっくりでもリニューアルしていこうと思います

さて、日差しが強くなってきて頭を守る防具が必要な季節になってきました
ということで帽子のお話

前回の記事→[牛ワックスレザーの8枚接ぎキャスケット　その1]

何も知らない頃に買った素材で、ワックス系の革で薄いんですが接着剤が効かないというある意味特殊能力を発揮している厄介者ちゃんです
懐かしい記憶で言えば、ファルガバード付近でモンスターが増殖しててんやわんやになってしまってそれまで見向きもしてなかった（というか育てるつもりもなかった）魔剣士がまさかの大活躍というあの状況の時の感情に近いです
装備今までなかったじゃん！急にここで装備が手に入るのはそのせいか・・・当時小3-4くらいだったんでそんなこと知らずです
接着剤が付かないなら仕方がない、ってことでクリップなんかで挟んでミシンで縫ってやれ
ということで内側同士を縫い合わせて、縫い割らないで片側に寄せてもういっちょ縫って仕上げます

それを8枚分繰り返すと、ほらこの通りなかなかいい感じになりました
あ、ちなみに革そのものの厚みがないんで、すぐ破れてしまう強度なんで裏に補強で接着芯貼ってます
切れ端引っ張ってみたらいとも簡単に破れましたびりって

そして前回の記事で作ってあった内装部分（綿生地）を合体して、ベルト部分の元になるやつを何とか構造考えつつ組み立てます
これも後でひっくり返す都合を考えると表表で縫う必要があるんで、両裏になるように組んでみます
ベルト部分はちょっと後で考えると高さがあったかな、もう少し低くてもよかったかもしれません
ベガ帽みたいになっちゃう（笑
ちなみに芯は柔らかく曲げに耐えられるようにバイリーンを使ってます
バイリーン（厚）

で、本体ベースはほぼほぼできたんで次はつばの部分
実はバッグの底用にプラの板買ってあるんでそれをつばの形に切り抜いておいて、縫い合わせたつばをひっくり返して中に芯を入れて接着しておきます
接着剤があまり効かないですが革同士と違って革+プラはまだ接着ができました

ということでパーツが大まかに揃ったんでこれを一気に組み上げて縫う！という感じです
本体とベルトの間につばを挟んで縫い込むのがなかなか家庭用ミシンだと厚みが・・・ミシン押さえのところで段差ができちゃうからどうしたもんかと思いますね

■革製品に関しての特性、ご注意などは【紹介・ご注意】をお読みください。
【紹介・ご注意】

■型紙から制作しているので、1からのオーダーメイド制作も可能です。
サイズや機能面から、または予算に応じたものをご提案も可能です。
ベース価格はあくまで牛ヌメ、豚ヌメを使用した場合の基準価格ですので、素材により価格は変動します。
詳細はオーダーメイドのまとめページをご覧ください。
オーダーメイドのまとめ

■素材の詳細や在庫などは下記の【カスタマイズ項目に関して】をご覧ください。

■変更可能なカラーや素材に関しては、お気軽にお問い合わせ下さい。
また、折りや曲げに不向きな素材（ワニの背中など）では制作できないアイテムもあります。

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