鳥獣戯画カービングのロングウォレット

こんばんわ、革工房かぼちゃへっずです。
前回記事で書いた、「鳥獣戯画カービングの名刺入れ」を持っていたところ、会社の人がたいそう気に入ったらしくそのイメージで長い財布を作ってくれと言われました。
鳥獣戯画の財布って前面に彫っても結構見た目はシンプルだけど、実はしっかり彫ってある感じがいいって事だったんで物は試し、出来るとこまでやってみて出来なかったらすまんって感じで作ったものです。

ただ、条件として本人の希望があって
・カードいっぱい入れたい
・小銭入れとカード入れを同じ形で2個（聞いただけだとよくわからん）
・もちろん札入れも
・コンチョいらない
・鳥獣戯画を入れて渋い感じに

といった感じです。
んむぅ･･･
結局小銭入れとカード入れを同じ形でってのは、小銭入れになる部分を半分にして2つ並べて付けてくれって事みたいでした。
ただ、カードポケットを沢山作るのにさらにカード入れも！？って思ったんですがカードを相当沢山持ってて財布がパンパンで壊れたから新調したいってことだったのでその通りに。
ロングウォレットとして結構分厚い感じだしこういった形のってほかに見たことなかったんですが、本人が図に書いてこういう形がいい！とたいそう主張してきたもんで、その通りに型紙に起こして作ってみました。
かなり頑丈な作りになってるのでちょっとやそっとじゃ壊れなさそうなものが出来ました（笑

ぱっと開いたカードポケットには10枚+大きいポケット（左側に見えてる一番中心側のポケットは大ポケットです）がついて結構なカードが入るようになった･･･のはいいんですが
これホントに10枚入れちゃうと結構厚くならないかなーとか、改札通れるかなーとか色々心配な部分ではありましたが、後日本人から聞いた話では問題なく改札も通れるとの事だったんで良かったです。

ちなみに、カードポケットが両面になったので折った部分にもカードをつけてカードだらけにしてやろうかと思ったんですが、鳥獣戯画でカエルとウサギが相撲を取ってるシーンの次に好きなシーンがカエルたちがサルを追いかけてるシーンだったのでそれをもう一面彫るか
ってことになって、内ポケット表面にも別のシーンが彫ってあります。

今考えたら、画像をみると刻印が押してあるのでこの財布あたりから刻印をカリカリ彫り始めたのかなーなんて思います。
当時はまだカービングに慣れてなかったのもあり、しばらくは指が痛かったのを覚えてます。

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オーダーメイドのまとめ

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