フォーマルバッグの修理 その4 完結編
こんばんは、レザークラフトかぼちゃへっずです
最近どうしてもなんかまっすぐ革が切れない!
なんでじゃ!なんか少し内角に曲がってる気がするし、断面も垂直になってない・・・
もしかしてそろそろ老眼が!?とか思ったりしてました
実際友人とかも早い人では35-6あたりから老眼が出てきたなんて話を聞いたりしてるんで
後はもう手か、手が限界ドゥしたのか
とか思って色々原因を探ってみたところ
あ!刃が!
普段ものを切るときは別たちを使ってるんですが、刃の裏表を間違えて取り付けてました
あーそういうこと
角度ついてる方が外側向いてたんで、今までの癖でちょっと傾けて切るとどうしても断面に傾斜が付いちゃうのはそのせいだったんですな
いやーうっかりしてた
なんでそんな初歩的な初歩を!
初歩的な初歩です
さて、修理のお話もついに完結編となりました
前回の記事→[フォーマルバッグの修理 その3]
ヒネリ部分の受けのところが紛失してどうにもならなかったちゃんをどうにか使えるようにならないかということで持ち込まれたバッグですが、無事ヒネリの裏側は取り除いて新たにマグネットボタンを取り付けることで生まれ変われるようにしました
と、それだけじゃどうにもいかんので、ボディ部分を再縫合します
ミシンの穴が空いてる場所にそのまま針を入れてくんですが、強いミシンじゃないんですかねやっぱりどうしても目が超乱れてます
厚みのある部分や重なりがある部分になると目がめっちゃ詰まってる
やはりミシンだとそうなっちゃうのかなーなんて思いながら縫い直します
合わせる部分はこんな感じになるんですが、まぁ相応のダメージってもんが元々あるんでそれを取り合えずメンテナンス
オーストリッチの市販なんで、相当薄く漉いて芯材貼ってる感じなんで擦れたところは染め直してチョチョイっと直します
ちなみにパイピングぽく見えますが、そういう感じではなくなんかどら焼きみたいに合わせてある感じでした
ここも擦れてるんでチョチョいっと染め直して修復しときます
黒は比較的黒ばっかなんで何とか修復は可能ですが、これほかの色になるとその色を作らなきゃいけないんでかなり大変なので時間も費用も掛かってくるやつだと思います
幸いシミがあるわけじゃないので、全塗りなおしって感じにはならないから全バラじゃなくてよかったです
最終的にこんなくらいになれば十分かなと思います
一応比較画像的な感じですが、カーブの部分の擦れを目立たなく直してます
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カテゴリー:修理・修正