仕上げをする

レザークラフト講座 STEP2-9-3 「仕上げをする」

こんばんわ、レザークラフトかぼちゃへっずです。
大体月曜日に更新してたんですが、ちょいと日曜にシビレを切らしてiphoneを5sに機種変したところデータの転送つかバックアップつかそんな感じの事が上手くいかず画像がどっかいっちゃったよー!ウワーン!って感じになってアタフタしてたところやっと復元が完了したのでいざ更新!となりました。

さてさて、STEP1から続いたレザークラフト講座(的な)も今回で最後になります。
というのもこれを始めたきっかけというか何というかは知り合いとかにどうやって作ってんの?とか、作るのって大変?とか聞かれて
あぁ、大変大変と答えるのは楽だけど実際どういう風に作ってんの?っていうところで興味のある人が多いみたいなんですよね。
それも踏まえて、実際に工程を見て

「自分でもできる!」

と思ってやる人が増えたら色々とレザークラフト人口も増えて楽しいじゃないかーと思って始めたんですが。
一応一番最初の、作るものを考えるところから始まり、設計図の考案、型紙の製作、革の選定、型紙の転写、革の裁断、下準備、貼り合わせ、縫製と来て仕上げです。
とはいえ、前回の「コバの処理をする」まででほぼ完了っちゃ完了なんですけどね、一応まだもう少し出来るぞ!という事で基礎の部分で説明する事にします。

レザークラフト講座 「仕上げ剤を塗る」
コバの処理まで終わったら一通りレザークラフトは終了です。
ただ、コバと言っても一概にはどこで終わるなんて事は言えないわけでこの後もこだわり続けて磨き続けて・・・という職人さんたくさんいます。
ツヤッツヤの黒っ黒になるまでしっかり磨いて水もはじくようになるまでには相当な根気と情熱が必要です。
が、そこまでこだわらないっていう人はここでも終了です。
水はじく程度で染み込まない程度であれば問題ないかなーって思うので、コバもヌメのナチュラルな色をそのままにしたい場合はある程度磨いた後に仕上げ剤を塗ったりします。

というのも、仕上げ剤にはワックスが含まれてるものが多く(床面処理剤にも入ってるものもあるみたいです)それを塗って磨く、塗って磨くを繰り返す事で光沢が出て水もはじくという事が一般的なようです。
中には処理剤と共に使うのかな?切りっぱなしのコバに塗るだけでOK!みたいなものもあったりしますが、光は出るけど曲げると白くなってしまったり・・・
色々難しいんですよね、適材適所というか。
クロム革用のものもあったりするんですが、今回は主にうちで使用してるものをいくつか紹介します。

イリス
0イリス
色んな革のコバに使えるっていう事なんで、買ってみた感じです。
処理剤というよりは、どちらかというと顔料みたいな感じで使う事が多いんですかね、染み込むようなものでもないのでコバに塗ると塗った部分が固まって乗っかる感じです。
塗って乾いて#1200くらいの耐水ペーパーで磨いてまた塗ってみたいな感じです。

コバスリック
コバスリック
一応話では、切りっぱなしのコバに塗るだけでピッカピカ!みたいなこと言われて東急ハンズで買いましたが・・・
クロムとかにはいいかもだけどヌメだとどうしても角ばってしまったりするからある程度磨いたり面取りした状態で薄く塗ると適度に艶が出ていい感じにはなります。
ただ、塗った後磨かないみたいなので好みは分かれるかもしれません。

ワックスコート
ワックスコート
本来は革全体に使うのかコバに使うのか謎ですが、とりあえずかぼちゃへっずではコバをCMCかなんかで磨いて磨いて削って磨いてを繰り返した後に塗って磨いて塗って#1500で仕上げみたいな感じで使ってます。
似たようなのでレザーコートもあるんですが、こっちは天然ワックスなんで特に理由もないですがこっちを使ってます。
もう一度言うと、特に理由は無いです(笑

エッジコート
エッジコート
お店の人曰く、革の表面に塗ってもいいしコバに使ってもいいという事なんで、もっぱらコバに使ってます。
イリスっぽい感じはするけどイリスよりはサラっとしてて液体ちっくで塗りやすいです。
蓋の部分とかで固まったものをみると、固まるんだなーとは思いますがCMC何かと同じように塗ったら半乾きで磨いてピッカピカみたいな感じです。
広範囲に使うときとかに使ってます。

レザーコート
レザーコート
これは完全に革の表面に塗るものですが、一応仕上げとしてコバにも使ったりするそうなので。
表面に使う場合はカービングしたりした場合に上から塗ったり、染色後にバインダー塗ってさらに上から塗ったりする際に使ってます。

と、まぁ色々グッズというか仕上げ剤がある中でどれを使うかっていうと毎度同じものを使う訳ではなくてピンポイントでこういう場合はこれみたいのを探し探しやってる感じです。

今回でこの一番最初のレザークラフト講座みたいなものは終了になります。
が、色々構想を練って画像なんかの用意が出来たらまた何かの形で続編でもやって行こうかななんて思ってます。
ここを見てなんか作ってみたよ!なんて言われたらそりゃぁ嬉しいもんですからそういう感じで何も知らない人が

「あぁ、こうやって作ってんだー」

なんて軽い感じで見てもらえればうれしいです。

レザークラフト講座 この工程で必要な道具
・皮革用仕上げ剤
・へちま
・布
・ウッドスリッカー
以上があれば問題ないかと思います。
特に、仕上材に関しては好みもあるし、色々出てるので自分に合うものを探すしか・・・ありませんね。
ヌメであれば、床面処理剤で磨けばどうにかなりますがタンニンなめし以外の革だとどうしてもそれが出来ない(しにくい)ので、そういう場合にはそれ相応のコバ塗るやつを使いましょう。

レザークラフトにオススメの商品

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使わない道具なども入っていますが総合的にはかなりお得です。

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初歩の基本を始める場合はこちらがお勧めです

■革製品に関しての特性、ご注意などは【紹介・ご注意】をお読みください。
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詳細はオーダーメイドのまとめページをご覧ください。
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カテゴリー:レザークラフト虎の巻

2014/02/12

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