かぶせタイプのミドルウォレットその1

かぶせタイプのミドルウォレット　その1

こんばんは、レザークラフトかぼちゃへっずです

なんだか大寒波なのかなんか知らないけども、やたら警報級の大雪が！って騒がれてますが、実際のところそんなに雪ではないです
どちらかといえばみぞれが延々と降っているというそういう感じです
午前中雪降ってましたが午後あたりからずっと雨やみぞれやっていう状況でこれから明日にかけてどうなるのかは謎ですが
そういえば5センチの大雪だから備蓄をしっかり！ついでにB地区もしっかり！お水！懐中電灯！融雪剤！みたいなことを報道で言ってたからかスーパーやホームセンタやらは結構ガラガラになってました
うーむ、そんなにヤバイのか今回何も対策してないぞ
買占めが所々で起こってるぞ

ってことで呑気にいつも通り生活してました

さて、今回は前に作ったミドルウォレットの制作過程のお話
詳細のスペックはこちら→[かぶせミドルウォレット]
いわゆる婦人物に多いタイプの財布ですが、まれに男性も使ってるモデルです
容量としてはそこそこ多いんですが、かぶせの部分に曲げが発生する都合上、ロングのラウンドファスナーなんかよりはもちろん少ないです
財布＝すべてラウンドファスナーと同じ収納力と思ってる人もいるので（笑
ただ、二つ折り財布と比べるとカードや小銭などは相当多く入る印象です

構造が複雑なんで縫い順を間違えると大変なことになり取り返しがつかなくなるので、まずできるところから進めます
ってことで大体財布は最初にこれをやっとけば間違いないっていうパーツからやっつけていきます
この場合はカードポケット部分からです

ここで問題なのが、通常いつも通りにカードポケットを作っていくと途中でアウッ！ってなるので、最初にボタンをつけておく必要があります
カードポケット部分がフタになって本体とボタンでくっつくので
どうしてもこういう留め具なんかは後で付けられない部分も多いんで、注意しながら進めないとうっかり忘れてすべてが水のbubbleになってしまって、しばらくは上のsky状態になります

カードが終わったら、小銭入れパーツをやっつけていかねば
このタイプの財布だと、小銭も多く収納できるように作ってるんで小銭入れは二層式のL字ファスナータイプにします
基本小銭入れが小さいと財布が結構使いにくい気がするので
というのも空手とかやってたりしたので手がゴリラ指で太いから狭い小銭入れの財布だとウワァァァ！使いにくいウホッ！ってなってしまうんですよ（笑
ってことでかぼちゃへっず製の財布は小銭入れが結構広めにゆったり作られていることが多いです

L字ファスナータイプの小銭入れは二枚張り合わせで作るんで、内貼り部分を主に豚ヌメを使ってます
ていうのも、牛に比べて柔らかくて薄くて軽い他、伸びがいいんで曲げる内側なんかには使いやすいってこともあり、さらに摩擦に強めっていうこともあるんで小銭入れて内側傷だらけじゃーいってなりにくいかなという理由もあります
ちなみに豚革＝安いイメージですが、別に粗悪品だからとか牛に劣るとかそいう言う事ではなくて国産で輸入することなく流通するから税金の兼ね合いで安く出てるものもあります
高い豚革は海外からの輸入だったり
あとは何だろ、いい豚なのかもしれません（笑
いわゆるイベリコレザーとかそういうのもあるのかも
そういえば多慶屋のショーケースに、ブランド牛松阪牛の財布ってがあった気がしますし
鞣しちゃったら一緒のような気もしますが、違いは使ったことないんでわかりません

いや、話がそれましたがまた次回

■革製品に関しての特性、ご注意などは【紹介・ご注意】をお読みください。
【紹介・ご注意】

■型紙から制作しているので、1からのオーダーメイド制作も可能です。
サイズや機能面から、または予算に応じたものをご提案も可能です。
ベース価格はあくまで牛ヌメ、豚ヌメを使用した場合の基準価格ですので、素材により価格は変動します。
詳細はオーダーメイドのまとめページをご覧ください。
オーダーメイドのまとめ

■素材の詳細や在庫などは下記の【カスタマイズ項目に関して】をご覧ください。

■変更可能なカラーや素材に関しては、お気軽にお問い合わせ下さい。
また、折りや曲げに不向きな素材（ワニの背中など）では制作できないアイテムもあります。

※制作している商品にはすべて刻印が入っています。

※閲覧環境により、掲載写真と実際の色に誤差がある場合があります。