コインスルータイプのミニバッグ その1
こんばんは、レザークラフトかぼちゃへっずです
気が付いたらもう二月になったということで、あと数日もすれば春の節分です
節分が過ぎたら春ってことなんで、春がもうすぐそこまで来てるってわけですな
豆まきイベントといえば、なんで豆をまくのかって話で
ありゃ鬼(魔)の弱点が、目であって、魔の目にぶつけるものってことで豆を投げつけるっていう縁起担ぎ的なお話っていう説があります
更に言えば、その魔を二度にわたって征伐しに行った渡辺綱は有名ですが
その時にいた討伐メンバーで、源頼光四天王の坂田金時(金太郎)、渡辺綱、卜部季武、碓井貞光には鬼が怖がって寄ってこないんで豆をまかなくていいっていう言い伝えもあったりします
そういえば知り合いの坂田さんは豆をまいたことないって言ってましたし、もしかすると地域では残ってるのかもしれません
さてさて、そんなことはさておき
ミニバッグの制作のお話
コインスルーってのは、外側のポケットをあけるとコイン入れがあるんですが、内側にザザっとまとめてお札とコインまとめて突っ込むと外側の穴に通じてるところにコインだけ落ちていくっていう仕組みのものです
たまに市販の財布なんかでコインスルーの形式を採用しているものがありますが、あくまで体感ですが半数くらいは構造が間違ってるというか、コインスルーになってないというか・・・っていうのもありました
パッと見そう見えるんですが、その構造だとコイン落ちないような・・・むしろ内側でバラまかれるような・・・みたいなそんな感じです
今回外側はソフトな牛革を使うんですが、内側は軽く薄めの豚を使います
ってことでそのままだとちょっと問題がある部分に関しては裏に接着芯でも貼って補強しておきましょう
これがあるとないとでは張りが全然違いますし
これが内側パーツの壁になる部分
大きいポケットのとこに札とレシートとコインを突っ込むと・・・って感じにしたいんですがなかなか構造考えると難易度が高いですよね
どこで縫っていくかというところを間違えたら台無しなので
こちらは内側のファスナーポケット部分
一応内側にもポケットは付けてほしいという事だったんで内側にファスナー式のポケットを付けます
この辺は直線縫いなんでそんなに大変でもないので一気にドドドっと縫っていきます
内装はそこまで大変なものでは無いので、意外とさっくり進むはず・・・
と思いきや、やはりコインスルーの部分でおおいに悩むのであった
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