エイ革のマネークリップ制作その2 - 革工房かぼちゃへっず

エイ革のマネークリップ制作　その2

こんばんわ、レザークラフトかぼちゃへっずです

夜になると涼しいんですが、昼間は暑くてやってられん季節が近づいてきました
4月なのに30度くらいあったりと子供の頃には想像もつかない気温に
そう言えばひと夏の間に30度超える日なんてほんの数日だった気がするんですけどね、今じゃ30度を下回る夏なんて珍しいくらいですし
コンクリートなんだかビルなんだかわかりませんが、水の中にでも棲みたい気分です

さて、水の中といえばこの前書いたエイも水の中（海ですが）の生きものですよな
淡水のだったら小型サイズはたまに熱帯魚屋さんにいたり、友達が大学時代に飼ってたりとなにかと身近にいたりします
魚屋さんにも売ってますしね、普通に肉として出てる場合と軟骨の場合があって軟骨だと煮て、その骨の周りについてる身の部分をしがしがする必要が出てきます（笑

前回ははエイに裏貼りをして切り出したところまででしたので、今日はその後のお話
記事はこちら→[エイ革のマネークリップ制作　その1]

中身の準備に取り掛かるんですが、今回はあまり厚みを出さないようにするため（カード結構入るように）カードポケットは切込みタイプにしてます
なので必然的にビロビロが必要になるんで、生地を用意
予め穴が空いてるんで、生地貼ったら針でそのままブスっと行きます
革針の先は丸くなってるんで、生地が破れたり切れたりってことはそんなにないです

ある程度の下準備が整って、カードポケット×2が揃いました
×2って言うとどうしても思い出すのが子供の頃に遊んでたFF6のコルツ山で出てくるマッシュの兄弟子
2匹のクマ連れて出てくるんで、名前のところが

「バルガス
　イプー　2」

になってんですよね
森のくまさん×2です

そして準備が揃いました
外装に使うエイ（ケガキ済）と、中のカードポケット×2、クリップ金具です
ちなみにエイが白くなってるのは無理やり削って線を付けてます
じゃないと菱ギリで刺した時にエイの突起物に邪魔されて線が歪んでしまったり、無理に刺すと石が割れてしまうので縫うラインは思い切って削ってしまいます

内側と接着したら、後は縫い線に沿って穴を開けるんですが、菱目打つと割れるんで菱ギリで1個ずつやります
事前にケガキしてあるからなんとか刺せるんですが、ペンとかで書いた線の上だとどうしても突起物がじゃまして何も出来ません
もうルーターとかで削っちゃえばいいんじゃね？くらいの勢いです
削ったところは白くなっちゃうので、後に処理して黒に戻します

後は通常通り縫っていけばいいんですが
やっぱ硬いですねエイ
これ結構薄いもの選んできたはずなのに硬い・・・
前に財布にしたものに比べたら明らかに柔らかくて薄いのは事実ですが、たまに市販の見かけると普通にミシンで縫ってるものあるしケガキ線すらついてない？気がするんで
どんだけ強い針で縫ってるんだろうと不思議に思います
秘密兵器でもあるのか？（笑
イバラエイとかどう見てもミシンで縫える代物じゃないだろうと触った感じ思いますが、実際販売されてるところを見るとそういうミシンがあるのかなーと思います
だとしたらすげー針の太さと強さがないとすぐ折れそうな気がしちゃいますよね

■革製品に関しての特性、ご注意などは【紹介・ご注意】をお読みください。
【紹介・ご注意】

■型紙から制作しているので、1からのオーダーメイド制作も可能です。
サイズや機能面から、または予算に応じたものをご提案も可能です。
ベース価格はあくまで牛ヌメ、豚ヌメを使用した場合の基準価格ですので、素材により価格は変動します。
詳細はオーダーメイドのまとめページをご覧ください。
オーダーメイドのまとめ

■素材の詳細や在庫などは下記の【カスタマイズ項目に関して】をご覧ください。

■変更可能なカラーや素材に関しては、お気軽にお問い合わせ下さい。
また、折りや曲げに不向きな素材（ワニの背中など）では制作できないアイテムもあります。

※制作している商品にはすべて刻印が入っています。

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