【道具紹介】菱錐/菱ギリ
菱錐/菱ギリ(菱ギリ、ひしぎり)はレザークラフトで使う道具です。
菱錐とはレザークラフトの基本の道具のひとつです。
力が入りやすいように形が作ってある柄を握って垂直に刺すことで革に菱型の穴が開きます。
イメージとしては菱目打ちの1本だけをちょっと改造して握りやすくした。っていうイメージです。
時には斜めにさす事もありますが、最終的には万能な道具になってくるので持ってて損はないです。
ちなみに使用頻度としてはとても高く、
・糸をほぐすとき
・菱目打ちが使えないとき
・斜めに穴を空けるとき
・ゴム板に刺してピンの代わりに
などなど各所にわたって必要です。
特に大きいものを作る時は両手に針を持ちながら聞き手に菱ギリというスタイルにもなってきます。
菱錐/菱ギリの種類
画像を見ると1という数字が入っていますが、菱ギリの太さのことのようです。
1~3まであって菱目打ちと同様に刃先の幅が若干違います。
また、メーカーによっても違うため、使い勝手もかなり違いますが菱型の穴を空けるには必須です。
比較的安価に買えるものは、刃が取り外しできないものになってますが、ちょっと高いものはグリップと刃が別売りになってるため刃だけ買っておくことができます。
菱錐/菱ギリの使い方
使い方は単純、ただ握ってまっすぐ垂直に革に立ててぶすっとそのまままっすぐ突き刺すだけです。
しかしその単純な使い方にも落とし穴があり、厚みのある革に刺すときはまっすぐにならないと裏側で穴の位置がずれてしまい見た目的にガタガタにもなってしまいます。
刃先が鋭利なんで、菱ギリを菱目打ちのように立ててコンコンと叩くと面白いように革に穴があくんですが、目打ちと違って刃の付け根が木でグラグラするのでとても弱いです。
弱いどころか、簡単に折れてしまうため握って使うことを強くおすすめします。
他のレザークラフト用アイテムは代用できるものが沢山あったりするんですが、こればっかりはちょっと代用難しいかな・・・と思います。
まぁ、千枚通しが家にあればそれで穴を空けるのもいいんですが、革って丸穴だと縫いにくいんですよね、結構。
菱錐/菱ギリの入手方法
基本の道具なので、どこでも扱ってますが大体はSEIWAかクラフト社のものなので刃先が少し丸くなったものですので、よりシャープさを求める場合はサンドペーパーなどで刃を強めに付けてから使うとびっくりするくらいサクっと刺せます
そういった意味では、最初から鋭利に研がれているメーカーのものを買うのもオススメです。
基礎の基礎なので、セットにも入ってます。
超プロ用はAmazonでは取り扱ってないのステッチングオールとかで調べると出てきます。
菱錐/菱ギリはこちらから購入できます(amazonリンク)
プロ用は少し太めで先がとがっていて折れにくいです
こちらはプロ用
■革製品に関しての特性、ご注意などは【紹介・ご注意】をお読みください。
【紹介・ご注意】
■型紙から制作しているので、1からのオーダーメイド制作も可能です。
サイズや機能面から、または予算に応じたものをご提案も可能です。
ベース価格はあくまで牛ヌメ、豚ヌメを使用した場合の基準価格ですので、素材により価格は変動します。
詳細はオーダーメイドのまとめページをご覧ください。
オーダーメイドのまとめ
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■変更可能なカラーや素材に関しては、お気軽にお問い合わせ下さい。
また、折りや曲げに不向きな素材(ワニの背中など)では制作できないアイテムもあります。
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かぼちゃへっずWebショップ
在庫があるものなどを販売しています。
購入できるサイトの中では再安価で購入できます。
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